愛犬に手作りご飯はよくないはウソ!ドッグフードを併用して栄養バランスを整えよう。初心者への注意点からメリットやデメリットまで紹介

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犬の手作りご飯は良くないと悩んでいるあなたへ。

犬の手作りご飯がよくないというのは間違った認識なのをご存じでしたか?

私も実は同じように良くないと思っていました。しかし、その思い込みは間違えていたのです。

なぜなら、犬の手作りご飯には栄養バランスを整えにくいデメリットがありますが、犬の状態に合わせて新鮮な食材を与えられるメリットもあり、一概に良くないとは言えないからです。

上記の愛犬の状態に合わせた新鮮な食材を与えられるという理由から、愛犬に栄養バランスを考えたおいしいご飯をあげたいと考えているのなら、ドッグフードを併用してご飯をあげることがおすすめです。

当記事では、犬の手作りご飯が良くないと言われるのが間違った認識である理由の詳細から、その解決策である、私が試して一番良かったドッグフードの併用方法までお伝えします!

愛犬に手作りご飯はよくないと言われるのはウソ!理由を解説

犬に手作りご飯は良くないと言われるのは、結論から言うと間違った認識です。

手作りご飯がよくないと言われている理由は7つあります。

  1. 昔のイメージが残っている
  2. 栄養のバランスが難しい
  3. 健康状態が保証できない
  4. 長期保存が無理
  5. 手間がかかる
  6. 季節で食材が変わる
  7. お金がかかる

犬の手作りご飯が良くないのではなく、愛犬に栄養バランスの整ったご飯を作り続けるのは難しく、飼い主さんの負担にもなるため、良くないと言われているのですね。

手作りご飯がよくないと言われる理由を解説します。

1.昔のイメージが残っている

手作りご飯が良くないと言われている理由の1つ目ですが、私が子供だった頃、犬のご飯は残ったご飯にお味噌汁をかける「ねこまんま」が主流でした。

ねこまんまは玉ねぎやネギなどのネギ類、味噌の塩分が含まれており、犬の食事としては本来避けた方が良いものです。

ペットの研究が進み、昔のご飯は犬の肝機能や腎機能に負担を掛けやすいことが判明しました。

そのため、犬の手作りご飯=ねこまんま=良くないというイメージが根付いていると考えられます。

2.栄養のバランスが難しい

手作りご飯が良くないと言われている理由の2つ目ですが、愛犬に手作りご飯だけを食べさせようとすると、栄養のバランスを取るのが難しいです。犬と人間の身体は同じではないため、消化機能や嗜好性も異なります。

手作りご飯を犬の栄養を理解した上で、栄養バランスに気を付けて作り続けないと、愛犬の健康維持ができなくなるでしょう。

生じやすい栄養バランスの問題

  • タンパク質の過不足
  • ビタミンの不足
  • ナトリウムの過剰摂取
  • カルシウムの不足
  • 微量ミネラルの不足 

栄養バランスを考えながら、毎食犬に手作りご飯を与え続けるのはかなり大変です。

ドッグフードは世界的に権威があるAAFCO(米国資料検査官協会)の栄養基準をもとに作られており、栄養バランスが整っているため、ドッグフードの方が良いとするサイトも多いんですよね。

3.健康状態が保証できない

手作りご飯が良くないと言われている理由の3つ目ですが、犬に手作りご飯を食べさせ続けるには、栄養バランスに留意することが必要です。

手作りご飯には、多数の本やネット上、SNSでのレシピが存在していますが、長期的に栄養が保証されているわけではないので、不安は完全に取り除けないのが現状と言えるでしょう。

もし、自分で気づかないうちに栄養バランスが偏っていて、将来愛犬の健康問題が生じたとしたら、悲しくてやりきれない気持ちになりますよね。

犬に使ってはいけない食材を間違って使用してしまうと、命に関わる場合もあるため、神経を配って手作りご飯を作る必要があります。

4.長期保存が無理

手作りご飯が良くないと言われている理由の4つ目ですが、犬の手作りご飯は、ドッグフードと違って長期保存ができません。

水分量が多く、保存料を使用していないため、数日で食べきらないと腐ってしまいます。

食の安全にこだわる飼い主さん以外は、日常生活の中で犬の手作りご飯を作り続けるのは難易度が高いですよね。

自分や家族の食事だけでも大変なのに、さらに犬用の食事も毎食作るとなると、時間に余裕のある生活をしている方以外は難しいでしょう。

5.手間がかかる

手作りご飯が良くないと言われている理由の5つ目ですが、犬に手作りご飯を作ると、人間の食事以上に手間がかかります。

食材の調達、細かく刻む、調味料の厳密な計量、冷蔵庫のスペース確保など注意点が多く、人間の食事のように目分量で調理することはできません。

愛犬の健康を考えて手作りご飯にしたいのに、犬用の調理に追われる忙しさに断念する方も少なくないでしょう。

6.季節で食材が変わる

手作りご飯が良くないと言われている理由の6つ目として、アレルギーがあったり、偏食だったりすると、食べる食材が限られます。

せっかく気に入った食材があっても、季節ものであれば、食べられないことも。

食材が変わると食べてくれないワンちゃんだと、手作りご飯では栄養バランスを整えるのが難しい一面もありますね。

7.お金がかかる

手作りご飯が良くないと言われている理由の7つ目ですが、手作りご飯だけで栄養バランスを整えようとすると、多数の食材を使用することになります。

新鮮な食材の長期保存は難しいため、うまく食材を使わなければなりません。

多頭飼い、中型犬や大型犬であれば、ドッグフードを利用するよりも安いかもしれませんが、小型犬1頭だとコストがかかってしまいます。

このように、犬の手作りご飯がよくないと言われる7つの理由を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

もちろん、犬の手作りご飯も良くないことばかりではなくメリットもあります。

冒頭でもお伝えしたように、愛犬い喜んでもらうためにはドッグフードとの併用が大事になってきますので、愛犬に手作りご飯をあげるメリットについてもお伝えしていこうと思います。

愛犬に手作りご飯をあげるメリット

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愛犬に手作りご飯をあげるメリットは4つです。

  1. 新鮮な栄養が摂れる
  2. 水分補給ができる
  3. 好みや健康状態に合った食事ができる
  4. 添加物がない

1.新鮮な栄養が摂れる

愛犬にご飯をあげるメリット1つ目として、ドッグフードと違い、手作りご飯だと新鮮な栄養が摂れるのが大きなメリットと言えます。

旬の野菜や魚は栄養価が高いのに価格は安いため、手作りご飯の味方になってくれるでしょう。

加工せずに犬が食べられる食材を利用すると、加工されていない生の酵素を与えられます。

便秘気味、涙やけがある、毛並みが悪いなど腸内環境が気になるワンちゃんにはピッタリですね。

2.水分補給ができる

愛犬に手作りご飯をあげるメリット2つ目ですが、犬の身体は約60~70%が水で構成されているため、適切な水分量を摂取する必要があります。

水を好まないワンちゃんや、自力で飲む力が衰えているシニア犬では、適切な水分量の確保が難しいです。

一般的に、手作りご飯には約70%程度の水分が含まれているため、食事から水分補給が可能になります。

ドッグフードの水分含有量は約10%前後のため、水分摂取が難しいワンちゃんには手作りご飯がピッタリなんですね。

3.好みや健康状態に合った食事ができる

愛犬に手作りご飯をあげるメリット3つ目として、アレルギー、偏食、老化など、細かく食事を調整してあげたいワンちゃんには、手作りご飯だと満足度が高いでしょう。

犬の好みに合った食事をさせてあげられるので、病気で制限がありドッグフード選びが大変な場合にも対応しやすいと言えますね。

4.添加物がない

愛犬に手作りご飯をあげるメリット4つ目ですが、愛犬の健康を考えると添加物のない食べ物を与えたいですよね。

市販のドッグフードと違い、不要な添加物を避けられるのが手作りご飯のメリットです。

ここまで4つのメリットになる理由をお伝えしてきました通り、市販のドッグフードと違い、不要な添加物を避けられるのが手作りご飯のメリットです。

しかし注意しないといけないことは、手作りご飯はメリットだけではないということ。デメリットも存在するのです。

ですので、愛犬を愛する管理人としても、デメリットも知った上で愛犬に手作りご飯をあげてほしいので、ここからは愛犬に手作りご飯をあげるデメリットをお伝えしていきます。

愛犬に手作りご飯をあげるデメリット

愛犬に手作りご飯を与えるデメリットも4つあります。「手作りご飯はよくないと言われる理由」と重なる部分があるため、簡単に解説します。

1.栄養バランスの知識が必要

愛犬に手作りご飯をあげるデメリット1つ目は、正しい栄養バランスの知識が必要になることです。

栄養に関する知識が不十分だと、栄養バランスの崩れ、健康状態の悪化の可能性があるため、注意しましょう。

2.保存が大変

愛犬に手作りご飯をあげるデメリット2つ目ですが、手作りご飯は保存料が入っておらず、作ったら数日で食べきらなければならないことです。

夏場だと、作ったらすぐに冷蔵庫で保管しないと傷みやすくなるため、保存スペースも必要です。

定期的に作るため、食材の保存、回転が大変なのもデメリットと言えるでしょう。

3.好きな食材が手に入らないことも

愛犬に手作りご飯をあげるデメリット3つ目ですが、ワンちゃんの好きな食材が常に手に入らないかもしれないことです。

ワンちゃんに手作りご飯を作るとき、食材を自分で調達しますが、季節ものや価格の高騰など、同じ食材がいつも手に入るとは限りません。

食にこだわりがあるワンちゃんの場合には、食材の確保にも神経を使う必要がありますね。

4.手間がかかる

愛犬に手作りご飯をあげるデメリット4つ目は、手間がかかることです。

手作りご飯に手間がかかるのは、人間も犬も同じです。どうしても労力が必要になるため、ご飯作りが苦になる場合もあるでしょう。

飼い主さんの体調不良や親戚の不幸など、手作りご飯を作れない時のためにドッグフードも食べられるようにしておく必要があります。

ここまで愛犬に手作りご飯をあげるデメリットを4つ解説してきました。

手作りご飯が良い、悪いではなく、自分の生活スタイルに合っているか、現実的に続けられるかという視点で決めるのも重要ではないでしょうか。

しかし、私も長年自分の生活スタイルに合うように愛犬に手作りご飯をあげていたのですが、最も注意が必要なのが「与えてはいけないもの」。

せっかく喜んでもらうために手作りご飯をあげても、愛犬を苦しめる逆効果になることがあります。

ですので、ここからは愛犬に手作りご飯をあげるとき初心者が注意する点について、私の経験談をお伝えしていきます。

愛犬に手作りご飯をあげるとき初心者が注意する点

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手作りご飯には、食べられない食材や調味料など、犬ならではの注意点もあります。

愛犬に手作りご飯を作り始めたばかりの初心者さんが注意する点を解説します。

犬が食べてはいけない食材に注意

犬にご飯を手作りするとき、最も注意が必要なのが、「与えてはいけないもの」です。

与えてはいけない食材

理由・症状

チョコレート

カカオに含まれるテオブロミンが中毒症状を引き起こす。

落ち着きがなくなり、ふらふら、痙攣、嘔吐、脱水など。

ネギ類(ネギ、玉ねぎ、にんにく)

犬の白血球を壊すアリルプロピルジスルフィドが入っており、貧血、血尿、下痢、嘔吐を引き起こす。

数日に突然症状が出る場合も。

ぶどう

急性腎障害が起こり、嘔吐、乏尿、無尿、意識低下などの症状が見られる。

干しぶどうもNG。

乳製品

犬は乳糖を分解する酵素であるラクターゼが少ないため乳糖を分解できず、下痢や嘔吐の可能性。

お腹が弱いワンちゃんは控えた方が良い。

アボガド

くわしい機序は解明されていないが、下痢を引き起こす可能性がある。

ぺルシンという成分が中毒を起こすとも言われる。

種は胃腸に長く停滞することがあり、嘔吐、腹痛が出現する可能性も。

アーモンド

中毒成分はないが、不溶性食物繊維が豊富なため、嘔吐や下痢が見られた例も。

マカダミアナッツでは力が入らない、嘔吐、震え、高熱などが出現する可能性がある。

エビ、カニ、イカ、タコ

生の状態にはチアミナーゼという酵素が含まれており、チアミン(ビタミンB1)を分解する。

火を通せばある程度問題ないとされるが、犬の消化にも悪いため、避けた方が無難。

死亡する可能性がある食材もあるため、食材はしっかりと見極めて、間違って与えることがないよう注意しましょう。

また犬は基本的に味付けを必要としないため、調味料は使用せず素材の味だけで作ってあげてください。

食材は小さいとむせる原因になり、大きいと食べにくくなるため、愛犬が食べやすい大きさにカットしましょう。

ワンちゃんが火傷しないよう、人が触って少し温かいと感じる約35℃程度の温度にしてあげます。

手作りご飯では、肥満や栄養不足にならないよう、ワンちゃんに適したカロリーを計算しましょう。

1日あたりのエネルギー量の求め方は以下の通りです。

1日あたりのエネルギー要求量(DER・Kcal/日)

=安静時のエネルギー要求量(RER・Kcal/日)×エネルギー係数

安静時のエネルギー要求量(RER)を求めるには、計算式が2つあります。

1.30×体重(kg)+70

2.計算機を使って計算

①ワンちゃんの体重を3乗する(体重×体重×体重)

②2回√(ルート)を押す

③②の数に70をかける

エネルギー係数の目安は以下の通りです。

未去勢/未避妊

1.6

去勢/避妊済み

1.4

肥満傾向

1.2

減量

1.0

安静

1.0

成長

3.0~1.6

高齢

1.1~1.4

避妊している体重5kgの我が家の場合だと、次のような計算になります。簡単な①の計算方法で計算してみますね。 

1日辺りのエネルギー要求量

=30×5(体重)+70

=220kcal

さらに避妊済みのエネルギー係数1.4をかけます。

220×1.4=308kcal

我が家のワンちゃんの場合は、1日に308kcal必要だと分かりますね。おやつも含めたカロリーで、おやつは必要なカロリーの10%程度に抑えます。

食事のバランスは、タンパク質:野菜:炭水化物=1:1:1が目安のため、カロリーとバランスを考えた献立が望ましいですね。

手作りご飯を愛犬に与える場合は、栄養バランスの過不足、エネルギー量の不足によって消化器症状、肝臓やすい臓の病気になることもあるため、体調の変化に注意が必要です。

元気、表情はもちろん、毎日のうんちの状態をチェックしてあげましょう。

突然のアクシデントや災害があったとき、手作りご飯しか食べられないとホテルに愛犬を預けたり、栄養が摂れなくなってしまいます。

手作りご飯を続ける場合でも、ドッグフードを食べられるようにしておくと安心です。

食べてはいけない食材や注意点を解説してきましたが、手作りご飯を続けるためにおすすめの食材を使用すると、より栄養バランスを整えたり、ワンちゃんが喜んだりしてくれますよ。

私の経験から、ワンちゃんの手作りご飯におすすめの食材を紹介します。

愛犬の手作りご飯におすすめの食材

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愛犬の手作りご飯におすすめの食材を解説します。

定番食材を決めて、そこから種類を増やしたり、アレンジしていくと作る楽しみが増えそうですね。

愛犬の手作りご飯におすすめの食材はやはり肉です。本来肉食である犬の食事に欠かせない肉は動物性たんぱく質補給だけでなく、食いつきを良くするにも重要です。

消化吸収が植物性原料よりも良く、良質なアミノ酸が摂取できますよ。

特にささみは低脂肪で動物性タンパク質、必須脂肪酸、リン、カリウム、ナトリウム、ナイアシンなどさまざまな栄養素を摂取できるため、おすすめの食材です。

動物性タンパク質を摂取するために、肉と同じくらい重要な食材が魚ですが、季節や部位でカロリーや味が変わったり、高価で手間がかかるため、手作りご飯にはハードルが高いのが難点なんですよね。

野菜の中でおすすめ食材は、年中安定して流通しており、βカロテン、カリウム、食物繊維など栄養豊富なにんじんです。

小松菜もβカロテンやビタミンC、カルシウム、鉄分など豊富な栄養が含まれ、安定して流通しているため、重宝する食材と言えます。

きのこ類でおすすめなのがえのきです。年中手に入り、ビタミンB群や食物繊維が豊富なため、積極的に利用したい食材です。

炭水化物源としておすすめの食材は白米です。お米にはビタミン、食物繊維などの栄養も含むため、手作りご飯のバランスを取りやすくなりますね。

ワンちゃんの手作りご飯には、意外と身近でお手頃な価格の食材も多いため、できるところから始めてみるのもよいでしょう。

ワンちゃんに使用しやすい食材が分かりましたが、いったいどれくらい作ればよいのか、初心者さんには見当がつかないですよね。

分かりやすい手作りご飯の量の測り方を解説します。

愛犬の手作りご飯の量は?

ワンちゃんに手作りご飯を与える量の目安は、犬の体重の2~3%と言われています。

我が家の5kgの犬であれば、1日で100~150gのご飯が適正量です。

また、毎回計量は面倒という場合は、「愛犬の頭の鉢のサイズ」を目安にすると分かりやすいでしょう。

頭の鉢は「耳の付け根から頭頂部まで」を差し、愛犬の胃の大きさとだいたい同じとされています。

ご飯の量は最低限の目安なので、愛犬の活動量や体型、体調などを考慮し調節してくださいね。

愛犬の手作りご飯で栄養不足になっていない?

手作りご飯では、与える栄養素の比率も考える必要があります。

タンパク質:炭水化物:野菜=1:1:1が目安とされているため、最初はしっかり計量するのがおすすめです。

慣れてきたら目分量にしたり、ワンちゃんの体調に合わせて増減したりすると良いでしょう。

気づかないうちにバランスが崩れてしまう可能性もあるため、定期的にご飯の量や食材の比率を見直すと栄養バランスの過不足を防げますよ。

手作りご飯ではビタミン類やカルシウム、マグネシウムなどのミネラル、酵素を意識的に摂取しないと、栄養不足、消化不良から健康状態を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

ですので、総合栄養食のドッグフードを手作りご飯に併用すると栄養バランスが整いやすいです。

管理人が長年愛犬と暮らしながら、一番良いとおススメできるドッグフードを併用して栄養バランスを整える方法をご紹介していきます。

愛犬の手作りご飯はドッグフードを併用すると栄養バランスが整う

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愛犬の手作りご飯にはメリットもありますが、栄養バランスに注意が必要です。おすすめなのは、手作りご飯にドッグフードをプラスする方法です。

いろんなドッグフードがある中から、手作りご飯にプラスしやすい総合栄養食のドッグフードを選びましょう。

なぜなら、「総合栄養食」は水とドッグフードだけで生きていけるほど、栄養バランスに配慮されているからです。

そして、その「総合栄養食」の中でも、管理人が独自の基準で考えた安心安全に食べられる7つの基準を満たしたドッグフードは、197種類以上調べた中でたった3つしかありませんでした。

ですので当記事では、独自の基準の7つを満たした安全で安心して食べられる「総合栄養食」ドッグフードを3つご紹介します。

管理人が考える手作りご飯にプラスしたいドッグフードの基準

動物性タンパク質が豊富

犬は肉食に近い雑食のため、動物性タンパク質は身体を作り、重要なエネルギー源となる。

タンパク質が多すぎると攻撃性が上がるという研究もあるため、32%を上限とする。

原材料が公開されている

不明な原料を愛犬に食べさせたくない

グレインフリー

アレルギーの原因となる穀物は除去したい

高GIを防ぎたい(長期的な健康のため)

化学合成物質を使用していない

アレルギーや内臓への負担を予防したい

工場の情報を開示している

安全ではない工場で作られたドッグフードを与えたくない

オメガ6、オメガ3が豊富

必須脂肪酸は意識しないと摂取不足になりやすい

手作りご飯だと不足しがちのため、ドッグフードから摂取したい

コスパが良い

手作りご飯+高級過ぎるドッグフードでは続かない

1.モグワン

モグワンは栄養バランスとコスパのバランスが取れており、タンパク質が多過ぎないため、小型犬でも使いやすいドッグフードです。

モグワンの特徴
  • 粗タンパク質:27%以上
  • 動物性タンパク質が56.6%(チキンとサーモン)で、原材料が公開されている
  • グレインフリー
  • 人工保存料、着色料、香料は不使用
  • ヨーロッパでFIDIAFの基準を満たした工場で製造、チェックが厳しい
  • オメガ6:オメガ3=1.8:1
  • 通常コースは1.8kg税込4708円だが、定期コースだと最大20%オフで、2001円/kg(5個購入の場合)になる

モグワンを愛犬に食べさせたところバクバクと勢いよく食いつき、なくなった後もペロペロとお皿を舐め続けていたほどの食いつきのよさでした。

食べ続けてもお腹を壊すことなく、涙やけも改善して美味しそうに食べてくれるので、我が家の定番になっています。

モグワンは日本の小型犬にとって食べやすく、安全で栄養バランスが整い、コスパも良いドッグフードなので、これまでに累計販売数350万個を突破するほどの人気なんですね。

鶏肉アレルギーがないワンちゃんであれば、普段のご飯にプラスするだけで栄養バランスの不安はなくなりますよ。

美味しく安全なご飯を食べて、元気でイキイキしたワンちゃんの姿が見られると自分も癒されますよね。

モグワンは原産国がイギリスのため、海外産でも国産でも産地にこだわりがない方におすすめです。

愛犬に手作りご飯をあげたい方にはモグワンの併用がおすすめです。なぜなら、栄養バランスが良くなるからです!

プレミアムドッグフード『モグワン』

プレミアムドッグフード『モグワン』

栄養バランスのよい食事を取ることで愛犬が長生きして、飼い主と一緒に楽しく元気に遊べて、栄養よく育ってくれますよ。

2.金虎おさかな

金虎おさかなは国産にこだわる方、手作りご飯では難しい魚を摂取させてあげたい方にぴったりのドッグフードです。

金虎おさかなの特徴
  • 粗タンパク質:25%以上
  • 動物性タンパク質はカツオ、マグロ
  • グレインフリー
  • 人工保存料、着色料、香料、酸化防止剤は不使用
  • 焼津漁港にある自社の工場をゼロから設立、製造から出荷まで行う
  • オメガ6、オメガ3の比率は公開されていないが、魚がメイン食材のため、EPA、DHAが豊富
  • 通常コースは2kg税込6600円だが、定期コースだと10%オフで、2970円/kg
  • ノンオイルコーティング
  • 牛、鶏、豚、羊、卵、乳製品、小麦不使用

焼津の取れたてカツオやマグロを動物性タンパク質として使用しているため、お肉にアレルギーがあるワンちゃんも安心して食べられます。

金虎おさかなは創業110年の老舗である鰹節屋さんが、わざわざ専門の工場を建てて作ったこだわりのドッグフードです。ぎゅっと旨味を閉じ込めるエクストルーダーという機械で製造しているところにもこだわりを感じます。

金虎おさかなを活用すると、肉と比べて高価な魚を食事に取り入れられるだけでなく、毛並みが整うのも良いですよね。

我が家のワンちゃんのローテーションのひとつにしたのですが、ボサボサだった毛の手触りが良くなってきました。

肉がメインのドッグフードに比べると、割高になりますが、自分で魚を購入して調理するよりはるかに安く、お魚の栄養を摂取できるため、おすすめですよ。

国産ドックフード【おさかな】

国産ドックフード【おさかな】

3.アカナ アダルトスモールブリードレシピ

アカナは食の安全性やアレルギー対策にこだわる方におすすめです。

アカナアダルトスモールブリードレシピの特徴
  • 粗タンパク質:31%以上
  • 動物性タンパク質は鶏肉、七面鳥、ニシン、カレイ
  • グレインフリー
  • 人工保存料、着色料、香料、酸化防止剤は不使用
  • 高い食品安全基準を満たした自社工場で製造、厳しくチェック
  • オメガ6:オメガ=2.6%:1%、DHA/EPA=0.3%:0.3%
  • 340g1298円、2kg4588円(Amazonサクラソーケンネル店)2kgだと2294円

アカナのドッグフードは地元の信頼する生産者が作った原料を使用し、動物性原料が%表示されているため、安心して愛犬に食べさせられます。

複数の動物性タンパク源が配合されているため、食材に偏りがなく、食物アレルギーのリスクを分散できるんです。

国産のノンオイルコーティングのものよりドッグフード臭が多少しますが、我が家の愛犬は勢いよく食いつくので、食べている姿を見ているのが嬉しいんですよね。

自分が食べてみると安いドッグフードと違って味が濃く、食材にこだわっていると感じます。

定期コースがないため、気軽にお試し注文できるのも良いですよね。

ノンオイルコーティングにこだわらず、中型犬や大型犬で高タンパクを求める方におすすめします。

アカナの正規店はログインしないと検索できず、少し使いにくいため、まずは大手通販サイトを利用するのがおすすめです。保管状況にまでこだわっているサクラソーケンネル店が安心ですよ。
 
愛犬に栄養バランスの取れた安心安全なドッグフードを併用することで、愛犬と楽しい毎日が長く送れるようになりますね!

「犬の手作りご飯でよくない」についてのQ&A

犬の手作りご飯について、気になる疑問にお答えします。

1.犬の手作りご飯レシピで人気ってどんなレシピ?

犬の手作りご飯の人気レシピは、材料をすべて一緒に煮込むレシピです。

ささみ、にんじん、大根、キャベツなどの野菜、ごはんをとろみが付くまで煮込んだおじやは簡単で、食材を変えるだけでアレンジが効くのでおすすめですよ。

ドッグフードを一緒に煮込んで栄養バランスを整えるレシピもありますので、試してくださいね。

2.犬の手作りご飯のトッピングの方法とは?

鶏肉やささみ、野菜、りんご、プレーンヨーグルト(常温)などをトッピングすると、足りない栄養素を補いやすくなります。

手作りご飯にトッピングしても良いですし、初心者であればドッグフードにトッピングすると、気軽に手作りデビューできますね。

カロリーオーバー、使ってはいけない食材に注意してください。

3.犬の手作りご飯のシニアにオススメは?

シニア犬になると、食欲が落ちたり、好き嫌いが出てきたり、水を飲まなかったり、飲みこみにくかったり、食事の悩みが付きません。

シニアの愛犬には、ささみや鶏むね肉など脂肪の少ない肉、野菜、きのこ、ヨーグルトのように整腸作用があるものを積極的に取り入れるのがオススメです。

食べやすい大きさにカットして、煮込んでスープやおじやにすると良いですね。

4.犬の手作りご飯とドッグフードを混ぜるのはOK?

犬の手作りご飯にドッグフードを混ぜるのはOKです。

栄養バランスが整うため、ドッグフードをトッピングにしても良いですし、ドッグフードに手作りご飯をトッピングしても良いでしょう。

1日のトータルカロリーには気を付けるようにしてくださいね。

毎日手作りご飯を作るのが難しい場合は、たまにトッピングを楽しむとワンちゃんに食べる楽しみを与えてあげられますよ。

まとめ

犬の手作りご飯を始めようとすると「よくない」という情報もあり、迷ってしまいますが、手作りご飯は悪くありません。

犬の栄養を学んでバランスに注意しないと、かえって犬の健康状態が悪化する可能性があるため、よくないと言われているだけです。

愛犬に手作りご飯を与えるには、使ってはいけない食材、栄養を理解し、栄養の過不足に注意しましょう。

手作りご飯だけでは栄養バランスが崩れがちなので、ドッグフードを併用すると安心ですね。

愛犬のために頑張るのも大事ですが、飼い主さん自身が無理なく続けられる方法でワンちゃんのご飯を楽しむのが一番だと思います。

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