犬の口臭が生臭いのは病気?原因を徹底解説!ドブ臭い、鉄臭い場合の原因や犬の口臭を消す対策まで

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愛犬の口臭が生臭いとお悩みのあなたへ。

犬だから口が臭いものだというのは間違った認識であることをご存じでしたか?

私も以前は犬は口が臭いのだと思い込んでいましたが、その思い込みは間違いで、口臭には歯周病や内臓の病気など、きちんと原因があったのです。

上記のように、愛犬の口臭にはきちんと原因があるため、愛犬の口臭はケアすることで改善することが可能です。

当記事では、愛犬の口臭の原因の詳細から、ワンちゃんの口臭を消す対策までお伝えします。

犬の口臭が生臭い原因は病気?口臭の原因を解説

犬の口臭には生臭い、ドブ臭い、魚臭いなどさまざまなニオイがあります。

口臭の原因は食事、内臓の病気、歯周病、口の中の乾燥などですが、ニオイごとに口臭の原因を分けて解説していきますね。

1.犬の口臭が生臭い原因

犬の口臭が生臭い場合、原因は歯周病の可能性が高いでしょう。

歯周病は歯垢が蓄積し、歯石になり、細菌が繁殖して炎症を起こす病気です。

3歳以上の成犬の8割以上が歯周病を持っていると言われており、ワンちゃんにとって歯周病は身近な病気なのですね。(参考:アニコム損害保険株式会社「6月4日から10日は歯の衛生週間~犬の歯周病に関する調査を実施~」) 

愛犬が嫌がるため、オーラルケアをできないことが歯周病の主な原因になっています。

犬から生臭い口臭がした場合は動物病院を受診し、オーラルケアを習慣づけましょう。

2.犬の口臭がドブ臭い・魚臭い原因

愛犬の口臭がドブ臭い、魚臭い場合、歯周病が進んでいる可能性が考えられます。

歯垢や歯石が原因で細菌が繁殖し、炎症を起こす歯周病ですが、最初は卵が腐ったような臭いからキャベツや魚が腐ったような臭いに変化します。

歯周病が重度になると、歯を抜いたり全身の病気の原因になったりするため、動物病院で見てもらいましょう。

3.犬の口臭がアンモニア臭・酸っぱい臭いの原因

犬の口臭がアンモニア臭、酸っぱい臭いの場合は内臓の病気の可能性も考えられます。

腎臓や肝臓で代謝されるはずの老廃物が代謝されないと、毒素として体内に留まり、アンモニア臭を発することがあります。

胃に不調がある場合、胃酸の分泌が過多になり、口の中から酸っぱい臭いがする場合があります。

アンモニア臭や酸っぱい臭いの症状がある場合、動物病院を受診しましょう。

4.犬の口臭が鉄臭い原因

犬の口臭が鉄臭い場合、口腔内や歯の病気の可能性があります。

  • 歯の病気:歯周病、虫歯、歯肉炎など
  • 口腔内の病気:口内炎、口腔内腫瘍、口腔内異物、皮下腫瘍など

口の中に病気がある場合、鉄臭い口臭だけでなく、よだれが増える、口の中から出血がある、ご飯を食べたがらないといった症状も見られます。

歯周病で歯茎が腫れたり出血したりして血生臭い場合、口腔内腫瘍には悪性の場合もあるため、症状がある場合には早急に動物病院を受診しましょう。

子犬の口が鉄臭い場合、歯が痒くてケージを噛んでしまい、鉄分が口の中に残っている可能性もあります。

念のため口の中をチェックして、子犬のうちからデンタルケアに慣らしていきましょう。

5.犬の口臭が食べかすの臭いの原因

犬の口臭が食べかすのような臭いのときは、口の中の汚れを落としてあげましょう。

ニオイが強い食べ物や消化の悪いもの、口の中に残りやすいものを食べた後は、食べかすの臭いが残りやすいのです。

常に食べかすの臭いがする場合は、ドッグフードを変えることで改善する場合があります。

我が家の愛犬も食べかすのような臭いがしていたのですが、ドッグフードの種類を変更したところ口臭がなくなりましたよ。

6.犬の口臭がうんちの臭いの原因

愛犬の口臭がうんちのような臭いの場合、食糞が原因の可能性があります。

犬の食糞は珍しいことではありません。ワンちゃんは暇つぶし、うんちから美味しそうな臭いがする、飼い主さんの気を引きたいといった理由からうんちを食べてしまうと言われます。

食糞の場合は、口の中や周りが汚れており、きついうんちの臭いがするため、分かりやすいでしょう。

うんちの臭いが原因であれば、しつけと同時にうんちをすぐに片づけることが大事です。犬はビタミン不足の場合も食糞をするため、ドッグフードの見直しも必要かもしれませんね。

食糞をしていないのに、口臭がうんちの臭いであれば、腸の内容物が正常に流れていない可能性もあります。

嘔吐を伴う、元気がない、下痢、便秘、痛みがあるなどの深刻な症状があれば、腸閉そくや腸ねん転を疑う必要があるため、動物病院へ受診しましょう。

7犬の口臭が急にきついときの原因

突然愛犬の口臭がきつくなった場合は、口の中が乾燥している可能性があります。

飲水量が不足していないか、室温は適切か、鼻づまりで口を開けっ放しにしていないか、確認しましょう。

また、内臓疾患や歯周病が進行して急に臭いを感じるまでになった可能性もあるので、口の中や他の症状も確認し、必要であれば動物病院を受診してください。

ここまで犬の口臭のニオイごとの原因を解説してきましたが、普段から口臭対策のオーラルケアをしておくことがお口と歯の健康には大事です。

犬の口臭対策について、次に解説していきますね。

愛犬の口臭対策は?

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愛犬の口臭対策は4つあります。

  1. 歯磨き
  2. 水分補給
  3. 運動
  4. 動物病院を受診

犬の歯垢を歯石にしないためには毎日の歯磨きが大事ですが、習慣になっていない場合や歯茎に痛みがある場合、難しいこともあります。

拭き取るだけのシートや塗るだけのジェル、ふりかけなどを利用して、できるところから続けましょう。

口が乾燥すると口臭の原因になるため、水分補給をしっかりしてあげる必要があります。

室温が高い場合や水を飲むのが好きではないワンちゃんには、工夫して飲水を促しましょう。

意外なようですが、運動も犬の口臭予防に大事なんです。運動が不足して代謝が悪くなると体内の老廃物が溜まり、口臭がきつくなってしまいます。

散歩はストレス解消にもなりますし、家の中では歯のケアができるおもちゃを使って目いっぱい遊んであげましょう。

歯周病になってしまったら、動物病院に受診してしっかり治療すると口臭が改善します。

獣医の指示に従って、自宅でのケアを続けましょう。

犬の生臭い口臭におすすめのデンタルケア

愛犬の生臭い口臭を取るためには、デンタルケアを継続するのが重要です。

ですが嫌がるワンちゃんに毎日の歯磨きを続けるのは、飼い主さんの負担が大きいですよね。

できるだけ簡単で、嫌がられない方法でお口のケアを続けたいもの。

舐めるだけで簡単にお口のケアができるドクターデンタルワンを利用すると、汚れを素早く吸着して臭いの元から洗浄してくれるんです。

どんなワンちゃんでも続けられるように食いつきにもこだわっているため、味を嫌がって続けられないことがないのも魅力です。

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長くお口の健康を保ってほしい愛犬のために、毎日続けてみましょう。

犬の生臭い口臭に関するQ&A

犬の生臭い口臭に関するQ&Aです。

1.犬の口臭には乳酸菌が良い?

乳酸菌は犬の歯周病ケアに効果があるとされているため、口臭にも効果が感じられるでしょう。

ヨーグルトでも良いですが、動物によって腸内で優勢な菌に違いがあるため、効果を感じにくければ、犬用乳酸菌のサプリを利用するとよいでしょう。

2.犬の口臭は予防できる?

犬の口臭は毎日のデンタルケアで予防できます。

基本の歯磨きだけでなく、口臭ケアのスプレーやジェル、サプリ、ふりかけ、ガムなどを利用して愛犬のお口と歯の健康を維持しましょう。

3.老犬になると口臭がきつくなる理由は?

ライオン商事のデータでは、7歳以上のシニア犬では口臭が気になる、歯磨きをまったく行っていない割合が多いことが分かっています。(参考:Lidea「今からでも遅くない!シニア犬、老犬の口臭ケアは口周りタッチから」

歯磨きの習慣がないまま年齢を重ねたワンちゃんは、老犬になって歯周病になり口臭がきつくなってしまう可能性があります。

できるだけ早いうちからお口のケアをしてあげましょう。

まとめ

犬の口臭の原因は歯や口の病気、内臓の病気、口の乾燥などがありますが、生臭い口臭の場合は歯周病の可能性があります。

成犬の多くが歯周病になっているというデータもあり、毎日のデンタルケアを続けて愛犬のお口の健康を守ってあげたいもの。

歯磨き、運動、水分補給だけでなく、簡単にできるデンタルケアをプラスして大事なワンちゃんのお口をスッキリさせてあげましょう。

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