子犬の涙やけがひどくて、いつまで続くのかお悩みのあなたへ。
我が家の愛犬も2か月で家に迎えたときから、涙が多く、涙やけがしばらく治りませんでした。
結局パピーの頃は改善せず、成犬になってしまったので、もっと努力してあげれば良かったと反省しています…。
当記事では、私の反省を踏まえた経験から、子犬の涙やけはいつまで続くのか、原因や改善法、拭き方のコツなど、涙やけ改善についてお伝えします。
子犬の涙やけはいつまで続く?
かわいい子犬に涙やけがあると、いつまで続くのか心配ですよね。
結論から言うと、子犬の涙やけがいつまで続くのか、明確な答えはありません。
涙やけが出やすい体質や犬種の場合は成犬になっても、涙やけが出やすいですし、ドッグフードを変えて良くなったワンちゃんや手術して改善したワンちゃんなど、個体差が大きいんです。
子犬の涙やけの原因を知って少しでも改善できるように努めたいもの。次に、子犬の涙やけの原因と改善方法をお伝えしますね。
子犬の涙やけの原因と改善方法
涙やけの原因は3つです。
子犬の涙やけの原因と改善策①涙の量が多い
子犬の涙やけの原因と改善策②涙の出方の問題
子犬の涙やけの原因と改善策③ドッグフードやおやつ
涙やけの原因と改善策をひとつずつ解説していきます。
子犬の涙やけの原因と改善策①涙の量が多い
涙やけの原因の一つは、子犬の涙の量が多いことです。
涙は目の外に排出されるべきですが、過剰に涙が溜まることで目の周りが湿ってしまい、赤茶けた色素が付着しやすくなります。
子犬であることで生理的に涙が多い、目が大きい、アレルギーがあるといったさまざまな原因が考えられます。
まず、涙の量を調整するために適切な食事を与えることが重要です。
バランスの取れた栄養を含む高品質なドッグフードを選び、過度な添加物や人工成分を避けましょう。
また、定期的な目のケアも効果的です。
目の周りを清潔に保ち、涙が多い時は、こまめにコットンや専用のウェットティッシュを使って拭くことを習慣化しましょう。
子犬の涙やけの原因と改善策②涙の出方の問題
涙が目の外に正しく排出されないことも涙やけの原因となります。鼻涙管の閉塞や変形など、涙の経路に問題がある場合、涙が目の周りに滞留しやすくなります。
涙の排出経路を改善するために、あまりにも涙が多ければ、獣医師の診断を受けることを検討してください。
かかりつけの獣医さんで分からない場合は、目元専門の獣医もいるので、相談してみるとよいでしょう。
手術や専用の目薬を処方する場合も。
子犬の涙やけの原因と改善策③ドッグフードやおやつ
子犬の涙やけに影響を与える原因の一つに、ドッグフードやおやつに含まれる成分が関与していることがあります。
添加物やアレルギーを引き起こす成分が含まれている場合、涙やけが悪化することがあります。
与えているドッグフードの成分を確認することが大切です。
ドッグフードやおやつの成分表をよく読み、子犬のアレルギーの可能性や添加物の有無を確認しましょう。
また、高品質なドッグフードや自然な成分を含むおやつを選ぶことで、涙やけの改善に寄与することができます。
ドッグフードの変更をする際、子犬は多くのエネルギーを必要とするため、パピーに対応したドッグフードを選びましょう。
涙やけ対策のドッグフードには低カロリーで、子犬にはエネルギー量が不足するものも。
子犬にとって最も大事な成長を邪魔しないように注意が必要です。
我が家の愛犬は子犬の頃から涙の多い子でしたが、お腹も壊しやすいため、しょっちゅう動物病院に通っていました。
ドッグフードを変えた方がいいのかなと思いつつ、お腹の調子を優先して獣医の進めるパピー用胃腸ケアフードを食べさせていたため、成犬になってお腹も少し落ち着いてから涙やけに良いドッグフードに変えることになりました。
もしパピーのうちにドッグフードを変えるのであれば、愛犬にとって、優先するものは何かを考えてあげるといいですね!
ここまで、子犬の涙やけの原因と改善策をお伝えしてきましたが、涙が出たらこまめに拭き取ることも涙やけ対策には重要。
ですが、まだ子犬のうちはしつけもこれからなので、目元を拭くのを嫌がる場合も。次に、拭き方のコツをお伝えしますね!
子犬の涙やけの拭き方のコツは3つ!
子犬の涙やけの拭き方のコツは以下の3点です。
①だっこする
②タオルで包む
③後ろから拭く
それぞれ解説してきますね。
①だっこする
まず最初のコツは、子犬をしっかりとだっこすることです。
優しく子犬を抱き上げ、頭部を安定させます。この際、子犬が不安に感じないように声をかけたり、リラックスさせる工夫をしましょう。
まだ社会性が未発達な子犬には安心感を与えることで、涙やけのケアがスムーズに行えます。
②タオルで包む
次に、タオルを使って子犬を包む方法です。
タオルで包まれることで、子犬は安心感を覚えるので、拭くのを嫌がらなくなりますよ。
できるだけ子犬の体全体を包める大きいタオルを用意してあげましょう。
③後ろから拭く
最後に、子犬の涙やけを拭く際のポイントは後ろから拭くことです。
犬は正面から向かってこられると警戒してしまう習性があるため、飼い主に慣れていない子犬のうちには、後ろから拭いてあげましょう。
子犬の涙やけの拭き方のコツは、とにかく子犬に安心感を与えることです。
愛犬が好む方法で、少しでも負担なく目元を拭き取ってあげましょう。
我が家の愛犬は、だっこして優しく話しかけると、嫌がって目をこすろうとしたり頭を振ったりするのをやめてくれるようになりましたよ。
子犬の涙やけは治る?
子犬の涙やけには体質や犬種もありますが、治る子も多いです。
あまりにもひどいようなら、獣医に診察してもらい、涙やけの原因やアレルギーを確認してもらいましょう。
もしハッキリした原因が分からない場合は、ドッグフードを変えることで涙やけが改善する場合も。
できるだけ目元への刺激を避け、目の周りの毛の変色を防ぐためにこまめに拭き取る、さらに愛犬に合ったドッグフードやおやつに変更することで、少しずつでも変化が現れるでしょう。
涙やけ改善に効果的なドッグフードの選び方、おすすめドッグフードを参考にしてくださいね。
全年齢対象のドッグフードをご紹介しているので、子犬でも変更することができますよ。
子犬の涙やけはいつまでーまとめ
子犬の涙やけがいつまで続くのかは、残念ながら誰にもわかりません。しかし、治療や食べ物、成犬になって涙やけが治る子もいるため、治らないわけではありません。
涙やけは涙の量が多い、出方の問題、食べ物の問題といった原因があります。
こまめに拭き取り、食べ物を変更、必要なら獣医に相談といった解決策を続けましょう。
涙やけのためにドッグフードを変更する場合は、子犬に必要なエネルギー量を維持できるフードを選びましょう。
子犬用、もしくは全年齢用のドッグフードを選ぶのが安心です。