子犬の餌をふやかすのはいつまで?生後3カ月頃からカリカリに変えていこう!ふやかし方の注意点からふやかしたフードを食べない場合の対処法も解説

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飼ったばかりの子犬の餌をふやかすのはいつまでか、お悩みのあなたへ。

子犬は餌をふやかすように言われますが、カリカリしか食べない、ふやかしたドッグフードは嫌いな子犬もいますよね。

そこで、本当に子犬はドッグフードをふやかして食べないとダメなのか、徹底的に調査してみました。

子犬の餌をふやかすのはいつまでなのか、カリカリしか食べない子犬はどうしたらよいのか、餌をふやかすことのメリット、デメリットまで、記事内でくわしくお伝えします。

子犬の餌をふやかすのはいつまで?

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結論からいうと、子犬の餌をふやかすのは生後3~4カ月頃までです。

生後3~4か月になると、乳歯が生えそろうため、カリカリしたドッグフードを食べても安全なためです。

乳歯だけでなく、消化器官も発達してくるため、胃腸への負担が少なく、下痢や軟便になる可能性が減ります。

愛犬の乳歯の生えそろい、うんちの状態をチェックして、少しずつ切り替えていきましょう。

いきなりカリカリのドッグフードを食べさせるのではなく、ふやかす水分を減らしていき、最終的にはドライフードが食べられるようになれば大丈夫ですよ。

ただ、生後2か月の子犬だけれど、ふやかした餌には見向きもしてくれず困っている飼い主さんもいますよね。生後3か月までの1カ月、本当にカリカリのドッグフードしか食べてはいけないのでしょうか。

子犬がふやかしたフードを食べない!生後2か月の子犬はカリカリを食べて良い?

基本的には乳歯が生えそろう生後3か月くらいから、ふやかした餌ではなくドライフードへ移行することが勧められていますが、どうしてもカリカリしか食べられない場合、どうしているのか、徹底的に調査してみました。

すると、Yahoo!知恵袋で「生後2か月の子犬がカリカリしか食べない」というお悩みを発見しました。その子犬は1日3回くらい、程よい硬さのうんちをしているそうです。

その質問に対する回答として、次のようなものがありました。

しかし、仮にまだ乳歯が生えてこなくても、消化器官の働きが確りした子犬の
場合、生後2ヵ月未満でドライフードに切り替えても問題なく消化出来、しっかり
したウンチをする子犬もいます。
子犬の発育には個体差があくまでも自分の子犬の状態をみながらフードを切替えて
いくのが正しい方法です。
一番重要な事はウンチの状態(下痢や軟便になっていないかなど)をよく観察して
現状のふやかすか、ドライフードに切り替えるか、更にフードの量を調整する事です。

Yahoo!知恵袋

この方以外にも、生後1カ月半でカリカリしか食べない子犬がいるショップ店員さん、2か月でカリカリを食べていた飼い主さんなど、複数の方がうんちの状態を見ながらカリカリを与えていたと回答されています。

子犬に餌をふやかしてあげるのは、乳歯と消化機能の問題という観点から見ると、確かにうんちが良い状態であれば、きちんと消化されているということになり、理にかなっていますよね。

子犬は餌をふやかすということに囚われるあまり、愛犬がご飯を食べなくなっては元も子もありません。

最も愛犬の好みや体調を理解しているのは毎日接している飼い主さんです。食欲やうんちの状態を見ながら、愛犬の好みに合わせて調節してあげましょう。

うんちの状態を見て、やはりふやかした餌の方が良い場合もありますので、そんなときに食欲を増進する方法をお伝えしますね。

子犬がふやかしたフードを食べないときはどうする?

子犬がふやかしたドッグフードを食べない場合、ふやかしたフードを電子レンジで温めて風味をアップしてみましょう。

我が家の愛犬も、突如ふやかしたフードを食べなくなった時期がありましたが、風味が出ることで少しずつ食いつくようになりましたよ。

生後2か月頃には乳歯が生えてくるため、まったく噛めないわけではありませんが、消化が悪いようであれば、粒の大きさが小粒のものにしたり、水分を一緒に取らせるようにしたりしてみてください。

どうしてもふやかした餌を食べない、うんちも下痢や軟便が続くのであれば、動物病院に相談しましょう。

子犬で栄養がしっかり取れないと、低血糖を起こすこともあるため、無理は禁物です。

ここまで子犬がふやかした餌を食べないときの対処法についてお伝えしてきましたが、子犬の餌をふやかすこと自体にはメリットもデメリットもあります。次に、餌をふやかすメリット・デメリットをまとめます。

子犬の餌をふやかすメリット・デメリット

子犬の餌をふやかすメリット、デメリットは3つあります。それぞれ解説しますね。

1.子犬の餌をふやかすメリット

子犬の餌をふやかすメリットは3つです。

  1. 消化吸収しやすくする
  2. 喉に詰まらない
  3. 食欲を刺激する

消化器官が未発達な子犬にとっては、ふやかした餌はドッグフードを消化吸収しやすくなるため、成長に必要な栄養を十分に取れるのです。ふやかした水分も一緒に摂取できるため、脱水予防にもなるんですよ。

また、カリカリのドッグフードは乳歯が生えそろっていない子犬には噛みにくいので、喉につまる可能性が。ふやかしてあげれば、噛まなくても喉に詰まりません。

ドッグフードはふやかすと風味がアップし、食欲を刺激してくれるため、栄養を十分に摂る必要がある子犬にぴったりなんです。

次に、子犬の餌をふやかすデメリットについてお伝えします。

2.子犬の餌をふやかすデメリット

子犬の餌をふやかすデメリットは3つです。

  1. 手間がかかる
  2. 噛む力が弱くなる
  3. 歯垢・歯石が付きやすい

子犬の餌は1日3~4回に分けて、ふやかすため、飼い主さんの負担が大きいです。こんなに大変だと思わず、ビックリしてしまいますよね。

デメリット2つ目として、ふやかした餌だけでは顎の噛む力が発達しないため、そのままでは顎の力が弱くなってしまう点があげられます。

そのため、ずっとふやかし続けるのではなく、適切な時期にふやかさないフードに切り替えが必要です。

ふやかした餌のデメリット3つ目は、歯垢・歯石が付きやすいことです。

ふやかすとドライの状態よりも水分が多く含まれるため、口の中に残りやすいためです。

犬の歯垢が歯石になるのは3~5日程度と早いため、将来の歯周病の原因に。食後の歯磨きが大事になるんですね。

ここまで、子犬の餌をふやかすメリット・デメリットを解説してきましたが、注意点もあるため、次に解説します。

子犬の餌をふやかす時の注意点

子犬の餌をふやかす時の注意点は5つです。

  1. 熱湯や冷水は使わない
  2. 水分は捨てない
  3. 作り置きはしない
  4. ミネラルウォーターは使用しない
  5. 歯磨きを毎日する

子犬の餌をふやかす注意点1つ目は、熱湯や冷水は使わないことです。

熱湯だとドッグフードの栄養素が破壊されてしまうため、人肌程度(40℃程度)のぬるま湯にしましょう。

また、冷えた水でふやかすと、消化器への刺激になり、お腹が冷えて下痢や軟便になりやすくなってしまうので注意しましょう。

ちなみに、私は一度ぬるま湯になるのを待ちきれず水でふやかしたのですが、どれだけ待ってもうまくふやけませんでした。水は避けましょう。

子犬の餌をふやかす注意点2つ目は、水分は捨てないことです。

ドッグフードに含まれる栄養素が溶けだしているため、水分を捨てると栄養バランスが悪くなってしまいます。

子犬の餌をふやかす注意点3つ目として、作り置きはしないことがあげられます。

ふやかしたフードは水分を多く含むため、腐りやすいため、作り置きはできません。

作り過ぎたり、残したりした場合は、諦めて捨てましょう。

子犬の餌をふやかす注意点4つ目は、ミネラルウォーターは使用しないことです。

ミネラルウォーターには硬水と軟水がありますが、硬水にはミネラルが多く、犬が摂取すると尿結石症を引き起こす可能性もあるんですよ。

普通の水道水を使ってふやかしてくださいね。

子犬の餌をふやかす注意点5つ目は、歯磨きを毎日すること。

ふやかした餌は水分が多く、歯垢が付きやすいため、毎日歯磨きしてあげましょう。

子犬の頃から歯磨きの習慣を付けると、将来の歯周病リスクを減らせるため、歯磨きシートやジェルなど、簡単なグッズを利用して慣らしていきたいものです。

子犬がカリカリを食べられるようになってくると、次第にその子に合った餌を選んであげたくなりますよね。

元気で長く一緒に過ごせるように、小さいうちから良い餌を食べさせてあげましょう。知らず知らずのうちに、良くない餌を選んでいた!ということにならないよう、NGフードは避けるようにしてください!

子犬の餌をいつまでふやかすかに関するQ&A

子犬の餌をいつまでふやかすかに関するQ&Aを解説します。

1.生後2か月の子犬がカリカリを食べるとどうなる?

生後2か月の子犬は消化管が弱く、乳歯が生えそろっていないため、カリカリを食べるとお腹を壊したり、必要な栄養を吸収できなかったり、喉に詰まりやすくなったりします。

乳歯が生えそろうまで、ふやかしたドッグフードをたべさせてあげましょう。

2.子犬のドッグフードをふやかす時間はどのくらい?

子犬のドッグフードは、ぬるま湯に15~30分くらいふやかすと、まんべんなくフードに水分が吸収されますよ。

3.子犬の餌をふやかす水の量はどのくらい?

子犬の餌をふやかすときの水の量に決まりはありませんが、ドッグフードが少し隠れるくらいの量がちょうど良いです。

ドッグフードが完全に隠れるくらいの水の量だと、ふやけた後も水が少し残ってびちゃびちゃになるため、注意しましょう。

4.子犬の生後4か月のドライフードの量は?

ふやかしたフードからドライフードに移行する生後4か月頃、一日の給餌量の目安は約80g程度です。

与えるドッグフードによってカロリーが違うため、それぞれ量が異なります。

多くの栄養を必要とする時期なので、しっかりと適正量を確認して 与えましょう。

一日に必要なカロリーの計算式
(体重×30+70)×指数=必要なカロリー(kcal/日)

さらに、犬の状態に合わせた指数をかけるのですが、生後4か月までの子犬は3.0、生後4嗅月~1歳までの子犬は2.0になります。

我が家の愛犬は体重5kgで、避妊去勢しているため、1.6の指数となります。

体重5kg・避妊済みの愛犬の計算式
(5×30+70)×1.6=352kcal/日

食べさせているドッグフードがモグワンなのですが、モグワンは344kcal/100gのため、一日に与える量は約102gとなります。

このように、基本的に愛犬に必要なカロリーを計算しながらドッグフードを与えていくようにしましょう。

5.子犬の粉ミルクのふりかけはいつまで?

子犬を迎えたとき、粉ミルクをふりかけるよう指定されている方もいるでしょう。

粉ミルクはペットショップから飼い主さんの家に行くという大きな環境の変化があるため、風味をつけて食欲をアップさせる役割を期待しているのです。

ただ、水とドッグフードだけで栄養が摂れる総合栄養食を食べている場合、粉ミルクは必ずしも必要ではありません。

勢いよくドッグフードを食べ、元気に遊んで眠れるようになったら、少しずつ粉ミルクを減らし、最終的にはなくしていきましょう。

子犬の餌はいつまでふやかすーまとめ

子犬は生後3か月くらいで乳歯が生えそろうため、餌をふやかす必要はなくなります。

消化管が弱く、喉に詰まらないように、生後3か月程度はふやかして与えましょう。

ただ、どうしてもカリカリしか食べない、ふやかした餌は食べない子犬であれば、うんちの状態を見ながらカリカリを与えている方もいます。

ふやかし方はぬるま湯で15~30分置くだけですが、熱湯や冷水を使わない、作り置きはしない、ミネラルウォーターは使用しないといった注意点に気をつけましょう。

大事な子犬が美味しくご飯を食べられるようになると、飼い主としても安心ですし、愛犬との毎日がもっと楽しくなりますよ!

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