犬が毛づくろいを寝る前にするのはリラックスするためのクセ!前足を噛むときの注意点や人間を毛づくろいしてくれる意味を解説

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愛犬が毛づくろいを寝る前にするのはなぜか、お悩みのあなたへ。

私も寝る前に必死に毛づくろいをする愛犬を不思議に思っていましたが、寝る前の毛づくろいはリラックスするためのクセなので、心配はいらないことが分かりほっとしましたよ。

ただ、前足だけを噛み続けるなどの行動には注意も必要なため、毛づくろいの意味を知ることが大事です。

当記事では、愛犬の毛づくろいの意味の詳細から注意が必要な場合、飼い主がしてあげられることをお伝えします!

犬が毛づくろいを寝る前にする理由

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犬が寝る前に毛づくろいをするのは、ただのクセです。人間が眠いとき、無意識に目を擦ってしまうようなものなので、心配はいりませんよ。

自分の肉球などを舐めることで、子犬が母犬に舐められる感覚になり、安心するのですね。

寝る前だけの習慣であれば、特に問題なく、止めさせる必要はありません。そのまま見守ってあげましょう。

寝る前以外にも、犬が毛づくろいしているさまざまな場面を見ることがありますよね。次に、犬の毛づくろいの意味をお伝えしていきますね。

犬の毛づくろいの意味

犬の毛づくろいの意味を以下に解説していきます。基本的に、犬の毛づくろいは気持ちを落ち着かせる効果があるため、リラックスしたいときに見られる動作なんですよ。

1.ストレスや不安解消

環境の変化や苦手な場所など、ストレスや不安を感じたとき、犬は自分を落ち着かせるために毛づくろいをします。

原因がストレスだと思われるときは、抱っこしたり、できる限り苦手なところから遠ざけるなど、愛犬のストレス解消をしてあげるとよいですね。

我が家の愛犬はビビりな性格で、散歩で大勢の人が歩いている場面に出くわすと突如座り込んで毛づくろいを始めます。ちょっとすると落ち着くのか、再び歩き出すのですが、「犬もストレスと戦ってるんだなー」と実感してしまいますよね。

2.かゆみや痛みがある

アレルギー皮膚炎や細菌・寄生虫の感染による皮膚炎、肉球が傷ついた、爪が長くて歩きにくいなど、かゆみや痛み、違和感を解消するために毛づくろいすることも。

ずっと同じ場所を舐めている、いつもその場所を気にしているなどの様子が見られた場合は、その部分を確認してください。

目で見て明らかな異変がない場合も、続くようであればかかりつけの獣医に相談するとよいでしょう。

3.汚れを取る

犬はキレイ好きなので、汚れや異物を取るために毛づくろいをします。

毛を噛んだり舐めたりして、汚れや皮脂を分散させて、清潔を保とうとしているんですよ。

おしっこの後、陰部を必死に舐めたり、散歩の後で足を拭くのを忘れたとき足先を舐めたりするのを見ると、キレイ好きなのが分かりますよね。

4.飼い主の気を引きたい

犬は飼い主の気を引きたいと、毛づくろいをすることも。

毛づくろいをしているときに撫でてもらった、構ってもらった経験があると、「毛づくろいをしたら飼い主さんが構ってくれる」と学習するのです。

毛づくろいを止めさせたいと思い、必要以上に声をかけたり抱っこしたりすると、余計に毛づくろいしてしまう可能性があるため、注意しましょう。

5.犬が人間を毛づくろいしてくれる意味

犬が飼い主の人間の毛づくろいをしてくれることもありますが、それはコミュニケーションの一環として、愛情や絆を伝えてくれているのです。

飼い主の口周りを舐めるのは、愛情表現以外におやつやごはんをおねだりしていることも。

また、手を舐める場合は何かを訴えようとしています。構って欲しいこともあれば、グルーミング中なら「もうやめて!」というサインのこともあるので、真意をくんであげましょう。

6.犬が他の犬を毛づくろいする意味

犬同士で身体を舐め合うのは、コミュニケーションの一環です。

子犬の頃に母犬に舐めてもらうと、心の安定が保たれたり、血行が促進されたりする効果が。

子犬の頃に舐め合うというコミュニケーションを身に付けたワンちゃんは、他の犬の毛づくろいをして愛情を確かめ合うようになるのです。

ここまで、犬の毛づくろいの意味を解説してきましたが、愛犬が毛づくろいしながら前足を噛むのを見たことはないでしょうか。

前足を噛むときには、ちょっと注意が必要なため、次に解説します。

愛犬が毛づくろいで前足を噛むときの注意点

愛犬が毛づくろいで、前足だけを噛んでいるなど、特定の場所だけを噛んでいる、頻繁に舐めている場合は、痛みを感じていることがあります。

皮膚トラブルや指間炎を起こし、舐めたり噛んだりして症状が悪化することもあるため、動物病院を受診しましょう。

指間炎とは
犬の指や肉球の間に炎症が起きて、赤くなったり腫れたりする病気

頻繁に同じ場所を舐め続けたことが原因で皮膚トラブルになり、痛みからさらに舐めて症状が悪化するという悪循環に陥る可能性もあるため、執拗に噛んでいる、毛をむしっているなど、毛づくろいが行き過ぎていたら注意した方がよいでしょう。

ただ、犬が毛づくろいで舐めるという行動には、気持ちを落ち着かせる意味があるため、絶対にやめさせるのではなく、原因を取り除く方を優先してあげると良いですよ。

愛犬が毛づくろいで前足を噛むときの注意点をお伝えしてきましたが、毛づくろいに似ている行為としてブラッシングがあるので、飼い主のあなたがブラッシングしてあげると良いですよ。

次に、ブラッシングの方法やおすすめブラシをご紹介します。

愛犬の毛づくろいにおすすめのブラシでブラッシングしてあげよう

ブラッシングをすると、愛犬の毛づくろいのように毛をキレイにする、血行を促進し皮膚トラブル防止ができます。

さらに、飼い主との絆が深まり、愛犬が気持ちよくリラックスできるというメリットも。飼い主の自分も、愛犬が気持ちよさそうにしているのを見ると癒されるので一石二鳥です。

愛犬が喜ぶブラッシングは、落ち着いた環境で皮膚を引っ張らないように毛玉をほぐし、優しくブラッシングしていくことです。

顔や足は犬が嫌がるため、ブラッシングに慣れた最後にするとよいですよ。

>>愛犬がブラッシングを嫌がる・噛むときの対処法はコチラ

ブラッシングには、もつれ毛を取るスリッカーブラシや毛並みを整えるコーム、ブラッシングに慣れないワンちゃんには柔らかいラバーブラシ、ピン先が丸いブラシがおすすめです。

ワンちゃんの好みもあるため、色々試して愛犬のお気に入りを見つけてくださいね。

>>ブラッシングのおすすめブラシの詳細や抜け毛対策はコチラ

愛犬が毛づくろいを寝る前にするーまとめ

愛犬が毛づくろいを寝る前にするのは、無意識にリラックスを求めている状態なので、とめる必要はありません。

毛づくろいには不安やストレスの解消、毛を綺麗にする、飼い主の気を引く、痛みやかゆみがあるなどさまざまな意味合いがあるため、愛犬が毛づくろいをしている理由を考えて対応しましょう。

前足など特定の部位だけを噛む場合には、病気が隠れていないかチェックが必要です。

飼い主さんがブラッシングしてあげると、毛づくろいと同じ効果が得られるため、愛犬に合ったブラシでブラッシングする習慣をつけると良いですよ。

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