愛犬の毛玉を簡単に取る方法がないか、お悩みのあなたへ。
愛犬の毛玉は実は簡単に取る方法があることをご存じでしたか?
私も以前は取っても取ってもすぐにできる毛玉に悩んでいましたが、現在では毛玉ができたら苦労せずサッと取れるようになり、愛犬への負担も減りました。
なぜなら、愛犬の毛玉を手で裂くと簡単に取れますし、毛玉ほぐしローションやカッター、スリッカーブラシなどを利用することで、毛玉の予防もできるからです。
できるだけ毛を切ることなく、愛犬の毛玉を簡単にほぐして取るためには、グッズをうまく利用することがおすすめです。
当記事では、ワンちゃんの毛玉を簡単にほぐして取る方法の詳細から、便利な毛玉処理のグッズ、対策までお伝えします!
愛犬の毛玉を簡単に取る方法とほぐし方
ワンちゃんに毛玉ができた場合、スリッカーブラシで毛玉を取ってほぐす方法、ハサミで縦に切り込みを入れてほぐす方法があります。
ですが、毛玉が大きくなってしまうとスリッカーブラシでほぐすまでに時間がかかり過ぎて、ワンちゃんもうんざりしてしまいます。
私が色々試した中で、最も簡単に毛玉が取れた方法は「手で毛玉を縦に割く」方法でした。
我が家の愛犬は、毛が伸びてくるとすぐに毛玉ができてしまう長毛種のため、気が付くとゴロっとした塊になっています。
まず手で毛玉を割くと1~2分でほぐれるため、ハサミが苦手な方でも安心だと思います。
毛玉が大きい場合、手で割くすき間を見つけるのが難しいため、少しハサミで切れ目を入れるとやりやすいですよ。
私が実践した中で、毛玉を取る最も簡単な方法をお伝えしましたが、そもそも毛玉はどうしてできてしまうのでしょうか。
ワンちゃんに毛玉ができる原因をお伝えします。
愛犬に毛玉ができる原因
愛犬に毛玉ができる原因は5つです。
- 毛が抜け落ちる
- 犬種
- ブラッシングの方向
- 湿気や汚れ
- リンスをしない
ワンちゃんは毎日毛が抜けるため、ブラッシングを怠ると、抜け毛が絡まって毛玉になりやすくなります。
長い被毛のマルチーズやヨークシャーテリア、プードル、シーズーなど、犬種によっても毛玉ができやすい傾向にあるため、長毛種の場合は毎日のお手入れを欠かさないよう注意しましょう。
特に換毛期は毛が大量に抜けるため、ブラッシングが欠かせませんね。
また、毛の逆方向にブラッシングすると、毛が絡まって毛玉ができやすくなります。毛並みと逆方向のブラッシングは犬にとって不快感の原因にもなるため、毛並に沿って溶かすようにしましょう。
湿気が多い場所、汚れた場所では犬の毛が絡みやすくなってしまいます。雨の日や湿度の高い季節では、被毛を完全に乾かしたり、丁寧にケアする努力が大事ですね。
シャンプーの後、リンスを使用しないとキューティクルが痛みやすくなり、毛並みの悪さ、毛玉ができやすい状態につながりますので、毛玉が気になるワンちゃんはリンスをしてあげましょう。
ここまで愛犬に毛玉ができる原因を解説してきましたが、毎日こまめに毛玉を予防するケアが必要であることが分かりました。
毛玉を放っておくと、皮膚が引っ張られて皮膚炎につながたり、痛みが伴ったりすることもあります。大事なワンちゃんをそんな目に遭わせたくないですよね。
毛玉が大きく硬くなると、まるでフェルトのような状態になってしまい、取るにもワンちゃんの負担が大きくなってしまいます。
そこで、愛犬の毛玉を予防する効果的な方法を、私の経験を踏まえてお伝えしますね。
愛犬の毛玉がフェルト状でひどい!予防するには
愛犬の毛玉がフェルト状になるのを予防するには、次の3つが重要です。
- ブラッシング
- シャンプーとリンス
- 可能ならトリミング
愛犬の毛玉予防のためには、まずブラッシングの習慣をつけましょう。ブラッシングすると犬の毛についた汚れを落として毛並みを整えることができるため、毎日根元から行いましょう。
犬のシャンプーは、被毛についた汚れやフケを落として、毛玉をできにくくします。最低でも月1回はシャンプーで綺麗にしてあげたいもの。
毛玉ができやすいワンちゃんは、シャンプーだけだとキューティクルが痛んでさらに毛玉の原因になるため、リンスやコンディショナーをしてあげてください。
シャンプー後、しっかり乾かさないと残った水分がクセの原因になり、毛玉ができやすくなるため、面倒でも根元から乾かしてあげましょう。
可能であれば定期的にトリミングに通うとよいでしょう。適度な長さにカットしてあれば毛玉ができにくくなり、日常のケアも楽になりますよ。トリミングが苦手なワンちゃんは、セルフカットで適切な長さを保つようにしたいですね。
ここまで愛犬の毛玉を予防する方法をお伝えしてきましたが、便利な毛玉対策グッズを使用するとワンちゃんの負担を減らすことができますよ。
次は、おすすめの毛玉対策グッズをご紹介します。
愛犬の毛玉対策グッズおすすめ
愛犬の毛玉がフェルト状にならないよう、対策するグッズをご紹介します。
1.毛玉ほぐしローション
毛玉ほぐしローションは、毛玉ほぐしスプレー、グルーミングスプレーとも呼ばれています。
保湿成分が入っており、ブラシを通りやすくしてくれる効果、静電気を押さえる効果があります。
天然オイルや保湿成分で、被毛をなめらかにしてくれて毛玉予防効果を期待できますよ。
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すぐに毛が絡まりやすいワンちゃんだと、するするブラシが通るため、日々のブラッシングも楽しみになりますよ。
2.スリッカーブラシ
毛並みを整えるのに必須アイテムであるスリッカーブラシは、ホコリや花粉も除去してくれるため、被毛と皮膚の清潔を保つこともできますね。
スリッカーブラシは先端が細くて尖ったハードタイプ、先端が丸くなっているソフトタイプがあります。
長毛種のワンちゃんにはハードタイプの方が毛はフワフワになり、毛玉もできにくくなりますが、慣れないと尖った先端が恐ろしいんですよね。
最初はソフトタイプから始めて、慣れてきたらハードタイプと併用するのがおすすめです。スリッカーブラシに慣れてもらうとき、ソフトタイプであれば多少暴れても安心ですよ!
ソフトタイプのスリッカーブラシは、先端に玉が付いているため、ワンちゃんに怪我させる心配がありません。
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ワンちゃんがスリッカーブラシに慣れてきたら、毛先をほぐす効果が高いタイプを試してみると良いですよ。
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使いやすいスリッカーブラシで、愛犬の毛玉を予防してあげてくださいね。
3.毛玉ほぐしカッター
ブラッシングが苦手ですぐに毛玉ができてしまうワンちゃんには、毛玉ほぐしカッターがおすすめです。
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カッターで毛玉を梳きながらほぐしていくので、毛玉がたくさんある場合や大きい毛玉がある場合に便利ですよ。
定期的に使用すると、毛玉になりそうな引っかかりが早めに取れるため、毛玉予防になりますね。
愛犬の毛玉を簡単に取る方法のQ&A
愛犬の毛玉を簡単に取る方法に関するQ&Aをお伝えします。
1.愛犬が毛玉になりにくいシャンプーはある?
犬の毛玉を予防するには、絡まりを防いでさらさらになるシャンプーを選びましょう。リンスやコンディショナーを合わせて使用すると、さらに毛玉予防効果がアップします。
2.犬の毛玉がひどいときは病院に行った方が良い?
犬の毛玉がひどく、取ろうとしても暴れる場合、動物病院で麻酔をかけてトリミングをしてくれることがあります。
トリミングサロンが併設されている病院で、始めは麻酔なしでトリミングし、ダメなら麻酔をかけることもできるため、まずは動物病院に問い合わせてみてください。
動物病院ならどこでも対応しているわけではなく、扱う範囲に差があることに注意しましょう。
まとめ
ワンちゃんの毛玉ができてしまうと、皮膚炎や痛みの原因になるため、しっかり取ってあげたいですよね。
簡単に毛玉を取る方法は、毛玉を手で裂いてからスリッカーブラシで取っていくやり方です。皮膚を引っ張らないように注意しましょう。
犬の毛玉は毎日のブラッシングやリンスで減らせますが、毛玉ほぐしローションやカッター、スリッカーブラシを利用すると、さらに予防できますよ。
大事なワンちゃんの皮膚と被毛を守るため、しっかり毛玉を予防し、できたらすぐに取ってあげましょう!