愛犬の乾燥肌やかゆみに良い食べ物は?症状や原因、対策から皮膚にいいドッグフードおすすめまで解説

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愛犬の乾燥肌やかゆみにお悩みの方。

犬の乾燥肌は食べ物で改善されるというのはご存じでしたか?

私も以前は保湿ケアでしか乾燥肌は改善しないと思ってました。ですが、その思い込みは間違いだったのです。

なぜなら、犬の乾燥肌の改善には、必要な栄養分であるタンパク質や脂肪酸が必要だからです。

上記のように、愛犬の乾燥肌を改善するには食べ物が大事という理由から、皮膚や被毛のトラブルとお別れするためにはドッグフードを変えるのがおすすめです。

当記事では、愛犬の乾燥肌に良い食べ物の詳細から、その解決策である、私が試して良かったドッグフードの選び方までお伝えします!

犬の乾燥肌の症状

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犬の皮膚は人間と比べて非常にデリケートなため、犬が乾燥肌になると次のような症状が現れます。

  1. 皮膚が白っぽくカサカサする
  2. フケが出る
  3. 吹き出物ができる
  4. かゆみがある
  5. 毛玉や抜け毛が多い
  6. 出血する

犬の皮膚が乾燥すると白っぽくカサカサしてフケが付くことがあります。皮膚の水分が不足しているため、正常な皮脂のバランスが乱れ、皮膚が剥がれやすくなるためです。

皮膚が乾燥すると炎症を起こし、赤味や腫れ、吹き出物ができたり、かゆみがでてくることも。

犬はかゆみを解消しようとして皮膚を掻いたり、身体をこすりつけたりすることが多い場合は注意してみてあげてください。

皮膚が乾燥すると、被毛にも影響があります。乾燥して毛が絡まりやすくなるため、毛玉が多くなり、ガサガサした毛で抜け毛が気になるように。

乾燥し、かゆみがひどくなると、皮膚を掻きむしって出血が見られることもあり、ワンちゃんにはかなり可哀想な状態なので、早目に対処してあげましょう。

犬の乾燥肌は人間の乾燥と同じような症状が現れ、さらに毛の状態も悪化してきますが、いったい乾燥の原因はなんでしょうか。

次に乾燥の原因と対策をお伝えしますね。

犬の乾燥肌の原因と対策

犬の乾燥肌の原因は大きく4つに分けられます。

  1. シャンプー
  2. エアコンや暖房
  3. フードや食べ物
  4. 病気

1.シャンプーが原因の場合

  • 頻繁な入浴: 過度な頻度での入浴は、犬の皮膚から必要な油分や水分を奪い、乾燥を引き起こす可能性
  • 適切でないシャンプーの使用: 人間のシャンプーや強い洗浄剤を使用すると、犬の皮膚を過剰に乾燥させる

適切な頻度での入浴: 犬の入浴は、必要な場合に行いましょう。通常は1〜3ヶ月に1回が目安ですが、個々の犬の皮膚タイプや活動レベルに応じて調整する必要があります。

優しいシャンプーの選択: 犬用の保湿効果のあるシャンプーやコンディショナーを使用しましょう。肌に優しい製品で、洗浄力が適度であり、皮膚の自然な油分を保護する成分を含んだものがおすすめです。

2.エアコンや暖房が原因の場合

乾燥した空気: エアコンや暖房は、室内の湿度を低下させるため、犬の皮膚の水分を奪い乾燥を引き起こす可能性があります。

エアコンや暖房が原因の場合は、 室内の湿度を適切なレベルに保つため、加湿器を使用しましょう。加湿だけでも、犬の皮膚の乾燥を防ぐことができます。

3.フードや食べ物が原因の場合

栄養不足: 犬の食事が栄養バランスに欠けている場合、皮膚の健康が損なわれ、乾燥肌の原因となることがあります。
特にオメガ3脂肪酸やビタミンEは、皮膚と被毛の健康に重要な栄養素です。

ドッグフードや食べ物が原因の場合、獣医師と相談して、犬に適した栄養バランスの食事を提供しましょう。

オメガ3脂肪酸やビタミンEを含むフードやサプリメントを検討することもあります。犬の個々のニーズに合わせて食事プランを立てることが重要です。

4.病気が原因の場合

犬の乾燥肌は、病気や皮膚疾患が原因で起こることもあります。

食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、膿皮症、マラセチア皮膚炎、角化症、脂漏症など

犬の乾燥肌が長期間続く場合や症状がひどい場合は、獣医師に相談しましょう。獣医師は適切な診断と治療法を提案してくれます。必要に応じて皮膚の検査やアレルギーテストを受けることもあります。

ここまで犬の乾燥肌の原因と対策をお伝えしてきましたが、次に重要な対策である乾燥肌やかゆみに良い食べ物をくわしくお伝えします。

犬の乾燥肌、かゆみに良い食べ物

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犬の乾燥やかゆみに良い食べ物はオメガ3脂肪酸、良質のタンパク質、ビタミンEを含む食材です。

1.オメガ3脂肪酸

オメガ-3脂肪酸は、皮膚の健康を促進し、炎症を軽減する働きがあります。魚(サーモンやマグロ)、エゴマ油、亜麻仁油、チアシードなどの食材に多く含まれています。

オメガ6脂肪酸は被毛の質を向上させる働きがあるため、合わせて摂取したいですね。

2.良質のタンパク質

良質のたんぱく質は、皮膚の保湿効果を高める働きがあります。鶏肉や魚などの動物性たんぱく源が多く含まれたフードを与えてあげましょう。

3.消化吸収が良い食物

栄養バランスが整っていることも皮膚の健康には重要です。犬にとって消化吸収の良い水溶性食物繊維を多く摂取し、不溶性食物繊維が多い小麦、トウモロコシなどは避けるとよいでしょう。

腸が健康になると免疫力が上がり、皮膚の調子も改善されるため、乳酸菌や善玉菌を増やす食べ物がおすすめです。

4.水分と栄養バランス

また乾燥肌の改善には、適切な水分摂取も重要です。

犬の食事をウェットフードにすると水分摂取を増やせます。ドライフードの場合は、愛犬が十分に水を摂取できるように心掛けましょう。

また皮膚に良い食べ物だけでなく、栄養バランスも大事です。ドッグフードは水とドッグフードだけで生きていける構成の総合栄養食を選びましょう。

毎日のご飯でお肌のケアができるので、犬の乾燥肌に良い条件を満たしたドッグフードに変えるのもよいですね。

次に私の経験から、犬の乾燥肌に良いドッグフードのおすすめ5つをご紹介します。

犬の乾燥肌に良いドッグフードのおすすめBest5

犬の乾燥肌に良いドッグフードの条件は次の5点です。

  1. 良質なタンパク質が豊富
  2. オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が含まれる
  3. グレインフリー
  4. 腸内環境に配慮
  5. 合成添加物を避ける

不要な添加物は犬の体の負担になるため、不要な合成添加物は避ける方がよいでしょう。

不要な添加物を避け、皮膚に良い条件を満たしたドッグフードを5つご紹介します。

1.エッセンシャル

エッセンシャルはアレルゲンになりやすい7種類の肉類、穀物などが不使用のため、アレルギーで皮膚の症状があるワンちゃんが食べやすい構成になっています。

エッセンシャルの特徴

  1. 魚(サーモン、トラウト、ニシン、白身魚)のみの動物性たんぱく質
  2. 粗タンパク質27%
  3. 358kcal/100gと低カロリー
  4. オメガ6脂肪酸4%、オメガ3脂肪酸1%
  5. スーパーフード、ベリー、海藻で腸内環境に配慮
  6. 合成保存料、酸化防止剤、着色料、香料は不使用
  7. 鶏肉、豚肉、牛肉、穀物、トウモロコシ、大豆、乳製品の7種類が不使用

制限が多く、皮膚に良いドッグフードを選べなかったワンちゃんには嬉しいですよね。

アレルギー配慮レシピのお魚フード『エッセンシャルドッグフード』

アレルギー配慮レシピのお魚フード『エッセンシャルドッグフード』

後述するアカナよりも粗タンパク質、カロリーが低いため、室内犬、小型犬で乾燥が気になる場合、特におすすめです。

2.ウィリアム

ウィリアムは体の中から愛犬の健康を考えたドッグフードで、健康な皮膚や被毛を維持できるよう配慮されています。

ウィリアムの特徴

  1. 粗タンパク質 26.5%
  2. オメガ6脂肪酸 2.0%、オメガ3脂肪酸 0.3%
  3. グレインフリー
  4. 海藻やオリゴ糖、ビール酵母などで腸内環境に配慮
  5. 5種類のベリーで免疫力をサポート
  6. 合成保存料、酸化防止剤、着色料、香料は不使用

皮膚に良いドッグフードは脂肪が多く、カロリーが高くなるのが心配ですが、カロリーを調整しやすい構成になっているのも飼い主の気持ちを分かってくれていますよね。

ウィリアムはこちらから

鶏肉アレルギーがなく、とにかく体に良いもので皮膚の乾燥を改善したいワンちゃんにはウィリアムがおすすめです。

3.アカナパシフィカレシピ

アカナパシフィカレシピは、肉類でアレルギーのあるワンちゃんでも食べられるよう、動物性たんぱく質は魚のみで製造されています。

アカナパシフィカレシピの特徴

  1. ニシン、サバ、カレイなど魚の動物性たんぱく質が豊富
  2. 粗タンパク質35%
  3. オメガ6脂肪酸 2.0%、オメガ3脂肪酸 2.0%
  4. DHA/EPA=0.9%以上/0.75以上
  5. グレインフリー
  6. 合成保存料、酸化防止剤、着色料、香料は不使用
  7. ごぼう、フェシウム菌などで腸内環境に配慮
  8. ラベンダー、ローズヒップなどハーブの抗炎症作用で皮膚の炎症を鎮める

サーモンがダメなワンちゃんでも、サーモンを含まないアカナであれば食べられる場合があります。

魚がメインでオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が豊富なので、皮膚の乾燥に悩むワンちゃんにぴったりですね。

粗タンパク質が35%とかなり多いので、活動の少ないワンちゃんには少し多すぎるかも。活動量の多いワンちゃん、体格の大きいワンちゃんの乾燥肌には一度試してみてください。

 

アカナには少量パックがあるため、お試しするのに便利です。気になった方は一度試してみてください。

4.プラペ!CP―ラム&リンゴ

ラム肉を単一たんぱく源としたプラペ!CP―ラム&リンゴは、アレルギーのあるワンちゃんの皮膚トラブルに効果が期待できます。

プラペ!の特徴

  1. ラム肉のみを使用しアレルギーに配慮
  2. 粗タンパク質30%
  3. オメガ6脂肪酸3.2%、オメガ3脂肪酸 0.9%
  4. 善玉菌のラクトバチルスとエンテロコッカス・フェシウム配合
  5. グレインフリー
  6. 合成保存料、酸化防止剤、着色料、香料は不使用

他にも鴨&オレンジ、サーモン&ほうれん草など種類を選べるため、食材が限定されるワンちゃんにも選びやすいのが嬉しいところです。

プラペ!お試しはこちらから

5.モグワン

モグワンはバランスの取れた構成のドッグフードで、ガツガツと食いつくため、肌が乾燥しがちで小食なワンちゃんにおすすめです。

モグワンの特徴

  1. 粗タンパク質27%
  2. オメガ6脂肪酸1.8%、オメガ3脂肪酸 1%
  3. 乳酸菌、海藻、ココナッツオイルで腸内環境に配慮
  4. グレインフリー
  5. 合成保存料、酸化防止剤、着色料、香料は不使用

我が家のワンちゃんも様々なフードを試しましたが、モグワンはやはり食いつきが違います。待てない!と言わんばかりに飛び掛かって食べている感じです。

栄養バランスだけでなく、食いつき、コスパと三拍子揃ったドッグフードのため、皮膚に良いものを長く続けたいワンちゃんに良いですね。

プレミアムドッグフード『モグワン』

プレミアムドッグフード『モグワン』

ここまで乾燥肌に良いドッグフードをご紹介してきましたが、愛犬に合うドッグフードをぜひ一度試してみてください。

しばらく続けないと効果も分かりにくいですし、消化器系の負担になってしまうため、数カ月は続けられるものを選びましょう。

犬の乾燥肌に良い食べ物に関するQ&A

犬の乾燥肌に良い食べ物に関するQ&Aをお伝えします。

1.犬のフケは食べ物で良くなる?

犬のフケは皮膚の乾燥によって悪化するため、皮膚に良い食べ物がおすすめです。

良質のタンパク質、オメガ3脂肪酸、皮膚の炎症や被毛改善に効果があるビタミンA、B群、E、善玉菌などを摂取しましょう。

また栄養バランスを整え、飲水量を増やすのも効果的です。

食べ物以外では、ブラッシング、定期的なシャンプーをしてあげるとよいでしょう。

2.犬の乾燥肌にサプリは良い?

犬の乾燥肌にサプリは有効と考えられています。

良質な脂肪酸、タンパク質、食物繊維、乳酸菌などを含んだサプリをフードにプラスするのもよいでしょう。

愛犬の乾燥肌に良い食べ物まとめ

薄くデリケートな犬の皮膚は、シャンプーや暖房、食べ物、病気などで乾燥し、かゆみやフケ、被毛トラブルなどの原因に。

犬の乾燥肌に良い食べ物は良質なタンパク質、オメガ3脂肪酸、腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維、ビタミン類です。

全体的な栄養バランス、水分量も整え、皮膚に良いドッグフードに変更するのもよいでしょう。

エッセンシャルドッグフードは、アレルギーに配慮された魚メインのフードでオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸をたっぷり摂れるため、乾燥にお悩みのワンちゃんにぜひ一度試してみてくださいね。

アレルギー配慮レシピのお魚フード『エッセンシャルドッグフード』

アレルギー配慮レシピのお魚フード『エッセンシャルドッグフード』

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