ドッグフードの保存方法はどうしたら良いのか、お悩みのあなたへ。
私は最初ドッグフードの保存についてあまり考えていませんでしたが、調べていくうちに保存方法が重要だとわかりました。
ドッグフードの酸化を防止するため、冷暗所で保存して開封後1カ月以内には食べ切りましょう。
当記事では、ドッグフードの保存方法の詳細からおすすめの保存容器まで解説します。
ドッグフードの保存方法は冷暗所が基本!
ドッグフードの保存方法は冷暗所が基本です。ドッグフードの種類によって、保存のポイントが異なるため、解説していきますね。
1.ドライフード
ドライフードの保存方法
- 常温の冷暗所に保存
- フードストッカーやジップロックで保存
- 開封後は1カ月以内に使い切る
ドライフードは水分が少ないため、ウェットフードやセミモイストフードよりもカビが生える心配が少ないのがメリット。
ですが、開封した瞬間から劣化が始まるため、できる限り空気に触れさせないことが大事です。
そのため、使う分だけをジップロックに小分けにしたり、ドッグフードの袋自体をフードストッカーに入れてしまいましょう。
私はその日に使う分をジップロックに入れ替えることにしています。
家族はちょっと大雑把で、ドッグフードの袋の口をしっかり閉めるように注意しても守ってくれないんです。
1日分のジップロックであれば、少し袋の口が空いていたとしても、大袋に比べると被害が少ないので、家族が保存に気を付けてくれない場合におすすめですよ。
2.セミモイストフード
セミモイストフードは、25%~35%の水分を含むため、腐敗しやすい特性があり、保存にはさらに注意が必要です。
セミモイストフードの保存方法
- 未開封でも冷暗所で保存
- 開封後は冷蔵庫で保存
- 開封から2週間で使い切る
水分が多いため、最初から小分けされている製品がほとんどですが、トッピングにしたり食欲がなかったりする場合、残ってしまいますよね。
袋の口をしっかり閉じる、密閉容器に移し替えるといった酸化予防をしたうえで冷蔵庫に入れましょう。
3.ウェットフード
80%程度が水分でできているウェットフードは、当日中に食べきるのが基本です。
ウェットフードの保存方法
- 未開封でも冷暗所で保存
- 開封後は冷蔵庫で保存
- 開封日に使い切る
開封したら、冷蔵庫で保存して、その日のうちに使い切ってしまいましょう。人間の食事と同じように冷凍も可能ですが、味や食感が落ちる可能性がある点には注意が必要。
ここまでドッグフードの保存方法について解説してきましたが、ドッグフードを正しく保存しないとどうなるのでしょうか。次にお伝えしますね。
ドッグフードを正しく保存しないとどうなる?
ドッグフードを正しく保存しないと次のような悪影響がでてきます。
ワンちゃんの身体を考えたプレミアムドッグフードでは、できるだけ保存料を少なくしているため、正しく保存していないと、酸化が進み、風味が落ちたり虫が湧いたりします。
ドッグフードには、肉や魚に含まれる脂分が含まれているため、空気に触れることで酸化が進み、動脈硬化、心臓病、アレルギーのリスクが高まることにもなってしまうのです。
犬は匂いに敏感で、酸化が進んで風味が落ちたドッグフードは悪臭がするため、食べない原因にも。
下痢や軟便といったお腹を壊す原因にもなるため、正しく保存してあげましょう!
私は少し賞味期限が切れていたドッグフードを、もったいないと愛犬に与えたところ、何だか嫌がって食べてくれなかったことがあるので、やはり保存は大事ですね。
ここまで、ドッグフードを正しく保存する理由をお伝えしてきましたが、どんな保存容器がよいのか、おすすめをご紹介します。
人気のドッグフード保存容器を紹介
ドッグフードの保存容器の選び方は、密閉性の高さ、取り出しやすさ、洗いやすさの3点が大事です。
人間用の容器を代用しても構いません。ニトリや無印良品など、使いやすい人気の保存容器をピックアップしてみましたので、参考にしてください。
1.ニトリ
ニトリにはドッグフード専用の保存容器はありませんが、食品用の保存容器は種類が豊富で安いので、手に取りやすいですよね。
湿気や酸化を防止するために設計されている食品用保存容器はサイズや形など選択肢が多いので、自宅にぴったりのデザインが見つかりますよ!
2.無印良品
シンプルでしっかりした作りが人気の無印良品の保存容器をドッグフード用に使用することも可能です。
ドッグフード用に人気の冷蔵庫用米保存容器は、現在公式サイトでしか通販できないため、店頭か公式サイトがおすすめですよ。
湿気に弱い粉ものを保存する容器もドッグフード保存にぴったりなので、試してみてくださいね。
3.真空容器
フレッシュなドッグフードにこだわるのなら、真空保存容器を利用するのがおすすめです。
食品用の真空ストッカーはドッグフードの劣化防止にぴったりで、大袋を購入する人にはぴったりですよ。
この真空保存容器はドッグフードに利用している方が多く、おやつも一緒に保存できて便利なため、一度チェックしてみてください!
ドッグフード保存容器に関するQ&A
ドッグフード保存容器に関するQ&Aを解説します。
1.ドッグフード保存容器は100均でも良い?
100均の保存容器でもドッグフードの保存に問題はありません。
穀物保存容器、米びつ、水筒など、密閉できる容器が豊富ですし、シリカゲルも一緒に売っているので、併用すると尚よいですよ。
2.ドッグフード保存はジップロックでも良い?
ドッグフードの保存はジップロックでも問題ありません。
1日分、1週間分など、小分けにしておくと全体の酸化を防げますし、乾燥材を入れるとさらに劣化を防げますよ。
3.ドッグフード大袋の保存方法は?
ドッグフード大袋用のフードストッカーも販売されています。13.5㎏、18kg、22kg用など、選択肢が豊富なので、よく購入するサイズに合わせるとよいでしょう。
夏場など湿度が高くなるときは、半分くらいジップロック+乾燥材に小分けにしておくと劣化の心配が減りますよ。
4.アカナドッグフードの保存方法は?
アカナのドッグフードは各種サイズがあり、袋の口にジッパーがついていないタイプもあります。
その場合は空気を抜きながら、袋の上部を2,3回折り、クリップで口をした後、ジップロックに入れると良いですよ。
ドッグフードの保存方法ーまとめ
ドッグフードの保存方法は、基本的に冷暗所で、袋の中の空気をいかに少なく保存するかが大事です。
フードの水分量が多いほど、早く使い切ることに注意しましょう。
保存容器は密閉性が高く、取り出しや洗いやすさに優れているものを選択すると良いですよ。
ニトリや無印の食品用を使用したり、真空になる容器を利用したりするとさらに劣化を防げます。
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