愛犬の歯磨きガムは消化不良の危険、アレルギーやつまる可能性あり!腸閉塞になったときの症状、正しいやり方、選び方まで解説

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愛犬に歯磨きガムをあげるのは消化不良の危険があると心配なあなたへ。

歯磨きガムはまる飲みして窒息、腸閉塞の危険があり、事故も報告されているため、正しい選び方や使い方が必要なのは事実です。

私は最初、歯磨きガムの危険性を知らずに良くない与え方をしていましたが、調べるうちに自分が危ないことをしていたと気づき、違うデンタルケアに変えました。

上記から、歯磨きガムは正しく使用することが大事で、危険性に不安がある方はより安全なデンタルケアに変える方がおすすめです。

当記事では、犬用歯磨きガムの消化不良などの危険性から腸閉塞になったときの症状、正しい使い方、ガムよりも安心なデンタルケアまで、私の経験からくわしくお伝えします。

愛犬の歯磨きガムは危険?消化不良やアレルギー、つまる可能性も!

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骨の形をしたものからスティック状までさまざまな形状のガムが販売されていますが、牛皮でできた骨の形状のガムだけでなく、小さなスティックタイプのガムでも危険はあるのです。

愛犬の歯磨きガムによって起こる事故や病気には次のようなものがあります。

  1. 歯が折れる、欠ける
  2. アレルギー症状
  3. 消化不良で腸閉塞(ちょうへいそく)
  4. 窒息

子犬やシニア犬だと、歯が弱いことも多いため硬すぎるガムで歯が欠けたり折れたりすることがあります。

また、歯磨きガムには牛皮や牛すじ、ささみ、米粉などさまざまな原料がありますが、愛犬の体質に合わないとアレルギーから下痢や嘔吐などの症状が出ることもあります。

犬の歯磨きガムは、溶けにくい原材料を使用しており、大きなガムをまる飲みすると消化されずに腸に詰まって腸閉塞(ちょうへいそく)という重大な病気になることも。

腸閉塞になると命に関わる危険があり、緊急で回復手術になることもあるのです。

溶けにくい歯磨きガムは、ひっかかって気道を塞ぐ窒息事故が起こる場合もあるため、歯磨きガムを使用するときは危険性を知っておきましょう。

SNSでは、硬いガムの欠片が口に刺さって流血したり、100均のガムで3日間下痢が続いたり、歯が割れたりしたという悲しい出来事もアップされています。

2006年には、アメリカでガムをまる飲みした40頭の犬が回復手術を受け、そのうち13頭が死亡した事故も起こっています。

ワンちゃんのためを思って、あげた歯磨きガムで重大な事故や死亡する可能性があることを分かったうえで、正しい使い方をする必要があるのです。

愛犬が歯磨きガムを食べたときに注意したいのが窒息と腸閉塞です。窒息は、ガムが喉につまって苦しむ様子がすぐに分かりますが、腸閉塞の症状とは…と思われる方も多いでしょう。

もし愛犬が腸閉塞になったときの症状をお伝えしておきますね。

愛犬が腸閉塞になったときの症状

愛犬が歯磨きガムを噛まずにまる飲みしてしまうと、消化されにくいため、胃や腸にそのまま留まり、腸閉塞になってしまうことがあります。

腸閉塞とは

  • 小腸や大腸がなんらかの原因で詰まってしまうこと
  • 腸の内容物が停滞し、閉塞するため、腹部膨満感、腹痛といった症状が起こる
  • 開腹手術をしなければならない場合もある

もし歯磨きガムをまる飲みしてしまい、お腹が痛そうにしている、食欲がない、お腹が張っているといった症状があれば、かかりつけの動物病院に相談してください。

そのまままる飲みしてしまうと体に害を及ぼす危険性がある歯磨きガムですが、いったいどのような効果があるのでしょうか。

もし何も効果がなければ販売しているわけがありませんし、メリットとデメリットの両方を知った上で使うかどうか決めることが大事です。次に、歯磨きガムの効果をお伝えします。

愛犬の歯磨きガムの効果とは

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犬の歯磨きガムは、噛みにくいものをかじろうとして、左右色々な場所で噛むことで歯の表面とガムの摩擦が起きて歯垢が除去される効果があります。

あくまでもデンタルケア用品であることを忘れずに、適切な使い方をしたいものです。

では、歯磨きガムの正しい使い方を次でお伝えしますね。

愛犬の歯磨きガムの正しい使い方

愛犬の歯磨きガムの正しい使い方は次のようになります。

  1. 1日1回歯磨きタイムとしてガムをかじる
  2. 奥歯を狙って噛ませる
  3. まる飲みできそうなくらい小さくなったら捨てる

歯磨きガムは歯磨きなので、1日1回10分から15分間くらい時間を決めて愛犬にかじらせます。

その間飼い主さんは必ず見守り、手に持って、上顎の奥にある第4前臼歯を狙ってガムを噛ませます。

奥歯の近くには唾液腺があり、唾液に含まれるカルシウムが沈着して歯石が付きやすい部位のため、ガムで噛ませて歯垢を除去させましょう。

また独占欲が強いワンちゃんだと、噛み始めたら絶対に口から放さず唸って抵抗することも。我が家の愛犬は「絶対に放したくない!」と抵抗するのですが、そういうタイプには絶対に手を放さず、自分のものにさせないようにしましょう。

歯磨きガムはかじるうちに小さくなっていきますが、まる飲みできそうな大きさになると窒息や腸閉塞の危険性が高まるため、捨てて新しいガムに交換してください。

事故が起こらないよう、正しく使うことで歯磨き効果を得られるため、安全に気をつけながら使用したいですね。

安全に歯磨きガムを使うためには、正しい選び方が必要です。どんなところに注意して選べばよいのか、次に解説しますね。

愛犬の歯磨きガムの選び方

愛犬の歯磨きガムを選ぶときは、愛犬の体格や口の大きさに合ったもの、アレルギー成分がないかの2点に注意しましょう。

愛犬の体格や口の大きさに合っていないガムだと、歯が折れる、まる飲みで消化不良になる可能性があります。

小型犬用、大型犬用とサイズが分かれているため、ワンちゃんのサイズに合ったガムを選びましょう。

また原料に使用されている牛皮などでアレルギー症状を起こす可能性も。食物アレルギーがなくても、原料をチェックしてから与えることが大事です。

ここまで歯磨きガムの正しい選び方をお伝えしてきましたが、愛犬に合ったガムを正しく使っていればガムだけの口腔ケアでも良いのでしょうか。

次に歯磨きガムだけで良いのか、またデンタルケアの必要性について、お伝えしますね。 

愛犬の歯磨きがガムだけは良くない!デンタルケアを行おう

結論から言うと、歯磨きガムだけで歯磨きをしないのは良くありません。

正しく使えば歯垢の蓄積を予防したり、歯磨きに慣らしたりする効果がある歯磨きガムですが、それだけで歯の汚れが取れるわけではありません。

歯磨きで歯垢を除去して、歯周病を予防したいところです。

ただ、歯磨きを嫌がって絶対にさせてくれないワンちゃんもいますよね。

そんなワンちゃんには、デンタルケア製品をうまく活用して少しずつ慣れさせてあげましょう。

水に溶かすだけの歯磨き、ジェルやスプレーなどさまざまなタイプのケア製品がありますが、おすすめなのはジェルタイプです。

水に溶かすだけでは濃度が薄すぎて歯垢がついている子には効果が期待できませんし、スプレーは口を触る必要があるためハードルが高いです。

その点歯磨きジェルであれば濃度が高いため、歯垢除去効果が期待でき、舐めるだけでも使えるため、歯磨き嫌いのワンちゃんにも使いやすいんですよ。

歯磨きジェルでおすすめなのはドクターデンタルワンです。

ドクターデンタルワンは、獣医師と共同開発し、ヒューマングレードで製造されている歯磨きジェルのため、安心して愛犬に使用できます。

歯磨きが嫌いなワンちゃんでも使えるように、食いつきのよさにもこだわっているため、まったく嫌がることなく使用できますよ。

ガムのように、使い方に神経質にならずに済むため、安心して与えられますね。

我が家の愛犬は食欲旺盛ですぐにガムをまる飲みしようとするため、ガムを与えるのが心配だったため、ガムはやめて歯磨きジェルを使用することにしました。

最初は手に取って舐めさせて、慣れてきたら歯や歯ぐきに直接塗ったりブラッシングしたり、段階を踏みながら慣らしていけるのも使いやすさのひとつです。

ドクターデンタルワンと歯ブラシが家にあれば、他のデンタルケアグッズを置かなくて良いシンプルさも嬉しいですよね。

ドクターデンタルワン

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ドクターデンタルワンは大手通販サイトからも購入できますが、公式サイトよりも高額になってしまいます。

公式サイトであれば、割引や20日間返金保証があるため、他のサイトで購入するよりもお得に試すことができますよ。

ワンちゃんのお口を安全に守ってあげたい飼い主さんは、是非一度試してくださいね。 

愛犬の歯磨きガムに関するQ&A

愛犬の歯磨きガムに関するQ&Aにお答えします。

1..愛犬は歯磨きガムをすぐ食べるが効果はある?

歯磨きガムはまる飲みして窒息事故などが起こったため、成分が昔よりも改定されて柔らかくなっています。そのため、簡単に食べられるワンちゃんもいます。

カジカジすることで歯垢を除去する目的なので、すぐ食べてしまう、まる飲みしやすいワンちゃんは歯磨きガムではない方法でデンタルケアする方がよいでしょう。

2.愛犬に歯磨きガムはいつあげるのが良い?

歯磨きガムはできれば毎日あげましょう。犬は歯垢が歯石になるスピードが3日~5日と早いため、毎日の習慣にして歯周病を予防するのが大事です。

カロリーがゼロではないため、1日1回で与え過ぎには注意しましょう。毎日ガムをあげるのであれば、時間は決めなくても、飼い主さんの都合の良い時間で構いません。

愛犬の歯磨きガムは消化不良の危険性あり!ーまとめ

犬の歯磨きガムはまる飲みして消化不良、腸閉塞(ちょうへいそく)、窒息、アレルギーなどの危険性があり、実際の事故も起こっています。

歯磨きガムはいろんな場所をかじることで、歯垢除去や口臭抑制効果がありますが、使う時は飼い主さんが片方を持ったままかじらせて事故を防止しましょう。歯磨き効果を正しく引き出すことにもなりますよ。

愛犬の体格や口の大きさに合っており、その子にとってアレルギーになる成分が入っていないガムを選びましょう。

ガムだけで歯磨きをしていないワンちゃんは、歯周病を予防するために歯磨きの習慣をつけたいものですが、どうしても嫌がるワンちゃんは歯磨きジェルがおすすめです。

安全で、多様な使い方ができるドクターデンタルワンは、食いつきにもこだわっており使いやすいので、愛犬のお口ケアにぴったりですよ。

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