ドッグフード粒の大きさ形状の比較を画像つきで解説!超小粒~小粒のおすすめを紹介

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「今食べさせているドッグフード、粒の大きさは愛犬に合っているのかな」このような疑問をお持ちになったことはないでしょうか。

我が家のワンちゃんは以前あまり考えずに選んだドッグフードを食べていたとき、粒のまる飲みしてむせたり、ゲホゲホ咳き込んだりしていました。

そのため、ドッグフードの粒の大きさや選び方を調査して、ドッグフードを変更し、現在ではむせることなく食べられるようになりました。

この記事では、ドッグフードの粒の大きさ、形の選び方、超小粒、小粒、大型のドッグフードを解説します。

ワンちゃんが美味しいだけでなく、安全に食事ができる粒の大きさのドッグフードを選んであげましょう。

ドッグフード粒の大きさを比較!

ドッグフードを選ぶとき、粒の大きさまで気にしない方もいるのではないでしょうか。

以前の私がそうでしたが、ドッグフードについて調べるにつれ、原材料だけでなく粒の大きさも食いつきに関係していることが分かりました。

ドッグフードの粒の大きさには、ワンちゃんの好みが反映されます。

食べやすさ、食べ応えに関係してくるため、特に食の細いワンちゃん、偏食のワンちゃんでは重視したい部分と言えるでしょう。

またドッグフードにはストレス解消という側面があります。噛んで満足感を得やすい、愛犬に合った粒の大きさのドッグフードを選んであげたいですよね。

ドッグフードの一般的な粒の大きさ

ドッグフードの一般的な粒の大きさは次のようになります。粒の大きさに関する明確な定義はないため、一般的な分類になることをご了承ください。

粒の表記 粒の大きさ目安
超小粒 5mm~8mm程度
小粒 8mm~10mm程度
中粒(普通粒) 10mm~12mm程度
大粒 12mm以上

有名なドッグフード10種類の粒の大きさを一覧表にしてみます。自分で計測した分と、手元にないフードは参考サイトを参照しました。

ドッグフード名 直径 形状 粒の大きさ
モグワン 直径8㎜~10mm ドーナツ型 小粒
カナガン 直径8㎜~10mm ドーナツ型 小粒
オリジン 直径13㎜~15mm 楕円型 大粒
アカナ 直径10㎜~12mm 楕円型 中粒
このこのごはん 直径7㎜~8mm 楕円型 超小粒
ニュートロシュプレモ 直径7㎜~12mm 楕円型 小粒
ロイヤルカナン(室内で生活する小型犬の成犬用) 直径12mm程度 楕円型

中粒

うまか 直径6㎜~10mm 楕円型 超小粒
ミシュワン小型犬用 直径6㎜~9mm 楕円型 超小粒
POCHI 直径6㎜~8mm 楕円型 超小粒
参考:ドッグフードの神様https://dogfood8.xsrv.jp/

日本では小型の室内犬が人気のため、超小粒~小粒のドッグフードが多く、形状は楕円形が多く採用されていました。

我が家の愛犬は5kgと小型犬のため、大型の粒であるオリジンはお試しできていませんが、中型の粒であるアカナはガリガリと噛みながらむせずに食べていました。

ドッグフードの粒の大きさが合うかどうかは、ワンちゃんの好みが大きく左右するのでしょう。

適性な粒の大きさを選ぶために、ドッグフードの粒の大きさに対するメリット、デメリットを見ていきたいと思います。

ドッグフードの粒が大きい場合のメリット・デメリット

ドッグフードの粒が大きい場合のメリット、デメリットはなんでしょうか。

粒が大きいドッグフードのメリット

ドッグフードの粒が大きいメリットは3つです。

  1. かみ砕く楽しみがある
  2. しっかり噛んで満足感を得られる
  3. 早食いしにくい

ドッグフードの粒が大きいと、しっかり噛んでストレス解消になったり、満足感を得られたりするのが良いところです。

体格の割に小さい粒のドッグフードだと早食いしてしまいますが、大きめの粒だと早食い防止にもなりますね。

粒が大きいドッグフードのデメリット

粒が大きいドッグフードのデメリットは3つです。

  1. 体格の小さな超小型犬~小型犬には大きすぎる
  2. 大型犬用の原材料配合が多くなる
  3. 粒が大きいだけでなく、厚みがある場合も

粒が大きいドッグフードは、中型犬~大型犬を想定して作られているため、原材料の配合バランスも小型犬にはそぐわない場合があります。

粒が大きいだけでなく、厚みがあるドッグフードだと、小型犬には食べるのが難しく、選択肢に制限が加わるのもデメリットといえるでしょう。

ドッグフードの粒が小さい場合のメリット・デメリット

粒が小さいドッグフードのメリット、デメリットはなんでしょうか。

粒が小さいドッグフードのメリット

粒が小さいドッグフードのメリットは2つです。

  1. 飲みこみやすく、喉に詰まりやすい
  2. かみ砕く楽しさと飲みこみやすさを両立できる

小粒であれば、小型犬でも噛む喜びを得られて、むせにくいメリットがあります。

超小型のワンちゃんだと小粒のドッグフードで大きすぎる場合は、超小粒のドッグフードを選ぶとちょうどよいでしょう。

粒が小さいドッグフードのデメリット

粒が小さいドッグフードのデメリットは2つです。

  1. ストレス発散にはならない
  2. 早食いになりがち

小さな体格のワンちゃんにも食べやすいよう、小さく加工されているドッグフードでは、噛む喜びは得られにくいと言えるでしょう。

食べやすい小粒のドッグフードは、その分早食いにつながる面もあります。

ドッグフードは大きいと、噛み応えがアップする分体格の大きいワンちゃんに合わせて設計されているため、小型犬には使いにくくなります。

小さいドッグフードは小型犬、室内犬に合わせて設計されていることが多く、使いやすい反面、噛む楽しさや早食いに対する配慮は得られなくなるんですね。

ドッグフードの粒の大きさだけでなく、原材料の配合も異なるため、ワンちゃんに何を優先するかを考えて選ぶ必要があるでしょう。

ドッグフードの粒の形状を解説

ドッグフードの粒には、大きさだけでなく形状にも違いがあります。形と特徴を表にまとめますね。

粒の形 特徴 おすすめのワンちゃん

ドーナツ型

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ドーナツのように、中央に穴が開いている形状。

簡単にかみ砕ける。

噛む力が弱いシニア犬

小型犬

 

楕円型

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楕円形で、細長いため、噛まなくても喉に詰まりにくい

小型犬でもかみ砕きやすい

早食いのワンちゃん

飲み込みの弱いシニア犬

小型犬

円柱型

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細長い円柱の形状で、噛まずに飲み込んでも喉に詰まりにくい

飲み込みの弱いシニア犬

早食いのワンちゃん

我が家の愛犬はどんな形でも食べますが、早食いのため細長い円柱型、楕円型はむせることが多いです。ドーナツ型のドッグフードが一番むせずに噛んで食べているので、ドーナツ型をメインにしました。

ワンちゃんの合った好みの形状を見つけるため、色々なドッグフードを試してあげるとよいですね。

ドッグフードの粒の大きさや形は愛犬に合っている?見分け方

今食べさせているドッグフードの粒の大きさや形が愛犬に合っているのか、行動から確認できますよ。

むせる

ワンちゃんはご飯を食べているとき、よくむせてはいないでしょうか?

食事中にむせる原因は、ドッグフードを噛まずに早食いしてしまうことです。

一生懸命食べてくれるのはありがたいですが、むせることが多いと嘔吐する場合もあり、飼い主としては心配ですよね。

ドッグフードの粒の大きさがワンちゃんにとって小さいため、まる飲みできてしまいます。

現状より少し大きいドッグフードの粒に変えると、噛みやすくなるため、むせることが減りますよ。

我が家のワンちゃんは食べるのが大好きで、「早く食べたい!」と焦ってドッグフードを食べてしまい、まる飲みしてはむせることが多かったのです。

我が家では、そのとき細長いタイプの小粒ドッグフードを与えていたのですが、小粒でも厚みがあるタイプに変更したところ、むせが減りました。

ドッグフードの大きさや形を変えてもむせる食欲旺盛なわんちゃんであれば、早食い防止用の食器を試してみるのもおすすめです。

 

食器についている何個もの突起が邪魔をして、早食いできないようになっているので、数秒で食べ終わっていたワンちゃんでも数分かかるようになった口コミも多いですよ。

ドッグフードをこぼす

ワンちゃんがご飯をポロポロこぼすときは、ドッグフードの粒が小さすぎる可能性があります。

粒が小さく、歯のすき間からこぼれ落ちているため、一回り粒が大きいドッグフードを試してみるとよいでしょう。

うんちの状態

理想的なうんちは1日に1回~2回、バナナ程度の硬さですが、愛犬のうんちは硬すぎたり、柔らか過ぎたりしないでしょうか。

粒をうまく消化できず、うんちの状態がイマイチになっている可能性があります。

ドッグフードの粒の大きさだけでなく、切り替えたときにも成分の変化が消化器系に負担になるため、下痢をすることも。

ドッグフード以外に消化不良の原因がなければ、ドッグフードの粒の大きさ、原材料などを見直すチャンスかもしれませんね。

食の進みが良くない

ワンちゃんの食の進みが悪いようであれば、ドッグフードが食べにくいと考えられます。

粒の大きさだけでなく、原材料、嗜好性などを含めてドッグフードを検討してみるとよいでしょう。

ドッグフード粒の大きさや形の選び方

ドッグフードの粒の大きさは、年齢や好み、犬種など選び方はさまざまです。

年齢で選ぶ

子犬、成犬、シニア犬と、年齢によってもドッグフードの粒の大きさは異なります。

年齢 特徴 粒の大きさ
子犬 噛む力が弱く、消化の良さが重要 消化の良い超小粒~小粒
成犬 噛む力がつくため、好みに合わせた噛み応えのある大きさが良い 小粒、中粒、大粒
シニア犬 消化機能、噛む力が衰える 超小粒、小粒

食べ方の好みで選ぶ

噛む力に問題がなければ、ワンちゃんの食べ方の好みでドッグフードの粒の大きさを決めてもよいでしょう。

ドッグフードの形状 特徴 好みの食べ方
ドーナツ型

噛み応えがある

噛み砕きやすい

噛み砕くのが好き

 

楕円型 噛まなくても喉に詰まりにくい まる飲み、早食い
円柱型 噛まなくても喉に詰まりにくい まる飲み、早食い

ガリガリと嚙み砕きたいワンちゃんはドーナツ型、あまり噛まずにまる飲みするワンちゃんは楕円形、円柱形を選ぶと良さそうです。

我が家のワンちゃんは基本的にまる飲みだったため、ずっと楕円形、円柱形のドッグフードでしたが、ドーナツ型を試してみるとガリガリと噛みながら食事をするようになりました。色々なドッグフードを試すことで、好みが判明する部分もありますね。

犬種、体格に合わせて選ぶ

犬種や体格によって、食べやすいドッグフードの大きさは異なります。

犬種 特徴 粒の大きさ

超小型犬

(チワワ、トイプードルなど)

体格、口が小さい

歯と歯のすき間が狭く、汚れが詰まりやすい

超小型の粒がおすすめ

噛みやすい工夫の形状が望ましい

小型犬

(ミニチュアシュナウザー、柴犬など)

一度に口に入れすぎるワンちゃんもいる

中型犬に近い子も。

小粒がおすすめ

体の大きさに合わせる

短頭種

(パグ、フレンチブルドッグなど)

鼻が短くむせたり、こぼしやすい

選び方が難しい

まる飲みしても詰まらない超小粒

むせるようであれば、中型~大粒でも

我が家の愛犬は狆×トイプードルの小型犬ですが、鼻が短くご飯をこぼしたり、むせることが多いです。また、食欲旺盛で早食い。

早食いでも大丈夫な楕円型、円柱型だと勢いよく食べすぎてむせることが多いため、小粒のドーナツ型を試したところ、むせずにカリカリ噛みながらゆっくり食べています。

愛犬は嚙み砕くのを楽しみたかったようで、ドーナツ型を試さなければ好みは分かりませんでした。

皆さんも愛犬の年齢、体格、食べ方の好みから最も食べやすい大きさの粒を選んでくださいね。色々試してみるのが一番です。

ドッグフード超小粒のおすすめ

ドッグフード超小粒をおすすめしたいのですが、我が家のワンちゃんはまる飲みしてしまったため、イマイチ大きさに関しては評価しにくいです。

超小粒のドッグフードの中では、超小型犬に人気の「このこのごはん」を食べたとき、涙やけが少なく、うんちの臭いが気にならなくて良かったなと思いました。

毛艶が良くなるまではいきませんでしたが、毛を触った感じはフワフワしてきていたのは嬉しかったですね。

この子のごはんの公式サイトにあるように、涙やけ、毛並み、臭いが気になるワンちゃんには効果があると思います。

ドッグフードの粒が食べやすいかに関しては、やはり試してみないと分からないため、気になる方はお試ししてみるとよいでしょう。

デメリットは通常価格だと1kg3850円(税込)と良いお値段がすることですが、定期コースだと15%オフになり、少しお安くなります。

あまりコロコロドッグフードを変えるとワンちゃんの消化器の負担になるため、気になる方は定期コース3回くらいは続けて様子を見るのがおすすめです。

個人的にはノンオイルコーティングでドッグフード臭がしないため、ストレスなくドッグフードを与えられて良かったですよ。

このこのごはん公式サイト

ドッグフード小粒のおすすめ

小粒のドッグフードのおすすめはモグワンです。

モグワンは直径8㎜~10㎜の小粒でドーナツ型のため、食べやすい形状になっています。

公式サイトで90.5%が「食いつきが良い」と回答したと掲載されていますが、ドッグフード臭がきちんとするフードなんですよね。

香りがしっかりしており、我が家のワンちゃんは鰹節系の香りのドッグフードよりガツガツ食いついていました。

小型のドーナツ型はガリガリ噛む楽しさがあるため、食いしん坊なワンちゃんでも大満足でしょう。

粒が大き過ぎないため、食が細いワンちゃんでも食べやすいですし、高タンパクなので少量でカロリーも摂取できます。ワンちゃんを選ばないドッグフードですよね。

動物性たんぱく質が50%以上配合されており、グレインフリー、合成添加物不使用のため、安心して与えられるドッグフードの割にリーズナブルなのも魅力的です。

定期コースで5個以上の注文だと、2092円/kgと同レベルのドッグフードよりも安く購入できます。

ドッグフードの臭いやオイルコーティングが嫌でない方、国産にこだわらず品質重視の方におすすめです。

プレミアムドッグフード『モグワン』

プレミアムドッグフード『モグワン』

ドッグフード粒の大きさに関するQ&A

ドッグフードの粒の大きさに関する疑問にお答えします。

ドッグフードを一粒ずつ食べるのはどうして?

ドッグフードを1粒ずつ食べるようになるとき、ワンちゃんはお腹がいっぱい、飼い主さんが構ってくれるかも、という心理があることも考えられます。

  • 口の中や歯にトラブルがある
  • 胃腸の調子が悪い
  • 夏バテ
  • 痛いところがある
  • 循環器、呼吸器疾患がある

上記のような理由で食欲不振に陥っている場合もあるため、1粒ずつ食べ続けたり、以前と比較して過度に食事に時間がかかったりするときは早めにかかりつけの獣医に相談しましょう。

我が家のワンちゃんは、ドッグフードを頻繁に変えていた時期に1粒ずつ食べながら、何か言いたげに私を見つめてくることがありました。

「これを食べなかったら、また違うご飯をくれるんでしょ?」と言いたげな表情に見えたため、ドッグフードをコロコロ変えるのを中止して、しばらく経つといつも通りの食べ方に戻りました。

ドッグフードをコロコロ変えると、胃腸や食感に慣れるのに負担がかかったり、「もっと美味しいご飯がもらえるかも」と思ってわざと食べなかったりする場合もあるため、注意が必要です。

ドッグフードの粒は砕いても大丈夫?

ドッグフードは砕いても大丈夫です。

愛犬の好みのドッグフードが体格に合った大きさでない場合、砕いて喉に詰まらないようにするとよいですね。

またドッグフードを食べ始めてすぐ飽きてしまう場合、食べている途中や食べた直後に吐き戻しをする場合にはドッグフードの大きさを砕くと食べやすくなります。

偏食、食が細いワンちゃんなど、なかなか気に入るドッグフードが見つからない場合には砕いて大きさを調整するとよいでしょう。

まとめ

ドッグフードは味や原材料だけでなく、粒の大きさや形も食べやすさに関係してきます。

ドッグフードの粒の大きさが合わない場合、むせる、こぼす、食が進まないなどのサインがあるため、見落とさないように注意が必要です。

超小型~大型までドッグフードの粒の大きさがありますが、愛犬の体格や年齢、好みに応じて選んであげるとよいでしょう。

ドッグフードを噛み砕いてストレス発散するワンちゃんもいますので、色々な形状を試して、愛犬にぴったりのドッグフードの大きさ、形状を見つけられると嬉しいですよね。

 

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