お腹に優しい子用ドッグフード5選！胃腸が弱い、すぐお腹を壊す愛犬には消化吸収の良いドッグフードを選ぼう

お腹に優しいドッグフードにお悩みのあなたへ。

お腹に優しいドッグフードとは、穀物が多くて消化が良いフードだと思っていませんか？

私も以前は同じように、人間のような消化が良いドッグフードが良いのかと思っていましたが、その思い込みは間違いだったのです。

なぜなら、犬は本来肉食のため、肉や魚などが多く含まれている方が消化吸収に良く、穀物は胃腸の負担になるからです。

上記の犬と人間の消化吸収に良い素材は異なるという理由から、愛犬にお腹に優しいドッグフードをあげたいと考えているのであれば、犬にとってお腹に良いドッグフードを選ぶことが必要です。

当記事では、犬のお腹がゆるくなる原因と私の経験を踏まえて、犬によってお腹に優しいドッグフードの選び方からおすすめドッグフードまでご紹介します。

愛犬のお腹がゆるくなる原因

犬のお腹がゆるくなる原因として、6つあげられます。

犬のお腹がゆるくなる原因の1つ目はストレスです。

犬はストレスに敏感なので、環境の変化や不安定な状況によってお腹がゆるくなることがあります。例えば、飼い主の留守中や新しい場所への移動、他のペットとの緊張などがストレスの原因に。

我が家の愛犬は、トリミングや病院への受診、長時間のお留守番などがあると、すぐに下痢してしまいます。

犬のお腹がゆるくなる原因の2つ目はドッグフードです。

与えるドッグフードの品質や成分によってもお腹がゆるくなることがあります。

低品質なドッグフードや消化しにくい材料が含まれている場合、犬の消化器官が刺激され、下痢が起こることがあります。

また、ドッグフードを急に切り替えると、お腹がびっくりして下痢する原因に。愛犬に合ったドッグフードの場合でも、保管状態が悪くて酸化しているとお腹を壊す原因になるので注意しましょう。

犬のお腹がゆるくなる原因の3つ目は悪いものを食べたことです。

犬が人間の食べ物やゴミ、または毒性のある植物を誤って摂取すると、消化器官に刺激や毒が及ぶためお腹がゆるくなることがあります。

なんでも口に入れるワンちゃんは、お散歩のときなどしっかり見ていないと気づくと何かを食べてしまうので、気をつけましょう。

犬のお腹がゆるくなる原因の4つ目は寄生虫や伝染病です。

犬が寄生虫（回虫、フィラリアなど）や伝染病（ウイルス性胃腸炎など）に感染すると、お腹がゆるくなることがあります。下痢で受診すると動物病院で検査してくれます。

犬のお腹がゆるくなる原因の5つ目は水分の摂り過ぎや冷えです。

犬が水分を摂り過ぎたり、冷たい水や極端に寒い環境にさらされたりすると、お腹がゆるくなることがあるので注意しましょう。

犬のお腹がゆるくなる原因の6つ目は食物アレルギーです。

犬が特定の食品に対してアレルギー反応を起こす場合、お腹がゆるくなることがあります。アレルギーを引き起こす食品としては、穀物、鶏肉、大豆などが挙げられますが、特定の肉類がアレルゲンになるワンちゃんもいます。

食物アレルギーの場合はアレルゲンを特定し、アレルゲンが入っていないドッグフードを選ぶことになります。

 

ここまで、愛犬のお腹がゆるくなる原因をお伝えしてきました。では、胃腸が弱い愛犬にはどのようなドッグフードを選べば良いのでしょうか。

次に、胃腸が弱い犬のドッグフードの選び方をお伝えします。

胃腸が弱い犬のドッグフードの選び方

胃腸が弱い愛犬のドッグフードを選ぶポイントは6つです。

1.良質な動物性たんぱく質が豊富

胃腸が弱い愛犬のドッグフード選びのポイント1つ目は、良質な動物性たんぱく質です。

肉、魚などの動物性たんぱく源が主成分となっているドッグフードを選ぶと、消化がしやすく栄養価も高い食事になりますよ。

2.腸内ケア成分が入っている

胃腸が弱い愛犬のドッグフード選びのポイント2つ目は、腸内ケア成分が入っていることです。

胃腸の健康をサポートするためには、腸内ケア成分が含まれているドッグフードが適しています。

腸内環境を整え、消化を助ける効果があるプロバイオティクスや消化酵素が配合されていると良いでしょう。

3.消化しにくい炭水化物が入っていない

胃腸が弱い愛犬のドッグフード選びのポイント3つ目は、消化しにくい炭水化物が入っていないことです。

穀物や小麦、大豆などの炭水化物は消化に負担をかけることがあるため、代わりに消化しやすい炭水化物（さつまいも、サツマイモ、豆類など）が含まれているドッグフードを選ぶと良いでしょう。

グレインフリー、小麦グルテンフリーなどのドッグフードを選ぶのもおすすめです。

4.不要な添加物が入っていない

胃腸が弱い愛犬のドッグフード選びのポイント4つ目は、不要な添加物が含まれていないドッグフードを選ぶことです。

人工的な着色料、香料、保存料などは犬の胃腸に負担をかける可能性があります。天然の原料や自然由来の添加物が使用されているドッグフードを選びましょう。

5.繊維質が多過ぎない

胃腸が弱い愛犬のドッグフード選びのポイント5つ目は、繊維質が多過ぎないことです。

胃腸が弱い犬には、繊維質が適度な量であるドッグフードが適しています。過剰な繊維質は下痢やガスの原因となることがあります。粗繊維5％以下の表示を目安にするよよいでしょう。

適度な量の繊維質が含まれているドッグフードを選び、犬の胃腸の負担を軽減しましょう。

6.原材料が明確

胃腸が弱い犬のドッグフードを選ぶ際のポイント6つ目は、原材料の明確さです。

具体的な肉や魚の種類、使用されている野菜や果物など、明確な情報が提供されているか確認しましょう。また、遺伝子組み換え原料や人工的な添加物が使用されていないことも確認しましょう。

 

ここまで胃腸が弱い犬に対するドッグフード選びのポイントをお伝えしてきました。

上記のポイントに留意し、良質な動物性たんぱく質、腸内ケア成分、消化しやすい炭水化物、不要な添加物のないドッグフードを選びましょう。

次は、私の経験からお腹に優しい子用のドッグフードのおすすめを5つご紹介します。

お腹に優しい子用ドッグフード5選

お腹に優しいドッグフードのおすすめ5つをご紹介していきますね。おすすめを選ぶとき、療法食は基本的に医師の指示が必要なので、ここでは除外しています。お腹が弱い子が毎日食べられるように総合栄養食のドッグフードから選びました。

1.モグワン

お腹に優しいドッグフード1つ目はモグワンです。

モグワンは動物性たんぱく質が主原料で、原材料の使用比率まで公開されているため、お腹の弱いワンちゃんにも安心して与えられます。

お腹に優しいだけでなく、食いつきもよいドッグフードで、我が家のワンちゃんも待ちきれない！といった様子でいつもガツガツ食べています。

高品質なドッグフードでありながら、定期コースで5個以上購入すると1kg当たり2001円になるという抜群のコスパの良さもおすすめできるポイントです。

食いつきの良さ、品質とコスパのバランスが良く、累計販売数350万個を突破している人気商品なので、一度試してみてください。

プレミアムドッグフード『モグワン』

プレミアムドッグフード『モグワン』

2.ペトコトフーズ

お腹に優しいドッグフード2つ目はペトコトフーズです。

ペトコトフーズは手作りをそのまま届けてくれる人口添加物フリーのウェットフードです。

ペトコトフーズでは、メインの食材として牛肉、鶏肉、豚肉、魚の4種類があり、フード診断で除外したい食材を選べるため、苦手な食材を除外してオリジナルのフードを届けてもらえるんです。

ウェットフードのため、下痢気味で水分を摂りたがらないとき、水分補給をしやすいのが使いやすいですよね。

普段はドライフード、水分を多めに摂らせたいときはペトコトフーズという使い分けをするのもおすすめです。

PETOKOTO FOODS

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3.エッセンシャルドッグフード

お腹に優しいドッグフード3つ目はエッセンシャルドッグフードです。

エッセンシャルドッグフードはアレルゲンになりやすい7種類の肉類、穀物などが不使用のアレルギー用ドッグフードです。

成分がシンプルなため、これまで試したフードとの比較がしやすいので、お腹を壊す原因が食物アレルギーの疑いがあるワンちゃんにぴったりですよ。

いろいろなフードを試したけれど、お腹が良くならないワンちゃんは一度エッセンシャルを試してみると良いかもしれません。

お魚たっぷり77％配合した『エッセンシャルドッグフード』

お魚たっぷり77％配合した『エッセンシャルドッグフード』

4.アランズナチュラルドッグフードラム

お腹に優しいドッグフード4つ目はアランズナチュラルドッグフードラムです。

アランズナチュラルドッグフードラムは、動物性タンパク質にラム肉を使用し、原材料がたった9種類とシンプルな構成のドッグフードです。

ドッグフードにはチキンを使用しているものが多いですが、アランズナチュラルドッグフードラムでは鶏肉、牛肉、豚肉不使用なので、多くのドッグフードが合わないというワンちゃんは試してみる価値があると思います。

どんなフードでもお腹を壊しやすい子であれば、たくさんの素材を使っているドッグフードは怖くて手を出せないこともありますよね。そんな方はシンプルな素材のアランズナチュラルドッグフードラム、エッセンシャルドッグフードがおすすめです。

アランズ ナチュラルドッグフード ラム
自然素材にこだわったプレミアムドッグフード

アランズ ナチュラルドッグフード ラム
自然素材にこだわったプレミアムドッグフード

5.HAPPY　DOG　ニュージーランド（ラム＆ライス）

お腹に優しいドッグフード5つ目はHAPPY　DOG（ハッピードッグ）です。

ハッピードッグは、現代の犬の健康を考え抜いて作られたドッグフードで、食事療法食から総合栄養食まで幅広く取り揃えているブランドです。

中でも、ラム＆ライスは消化しやすいラム肉を使用した消化器ケア用のドッグフードとなっています。

お腹への優しさに配慮しつつ、嗜好性にもこだわったハッピードッグは、好き嫌いの多いワンちゃんにもおすすめです。

消化器ケア専門のドッグフードを食べさせてあげたい飼い主さんは、ぜひ一度ためしてみてください。

HAPPY　DOG公式サイト

HAPPY　DOG公式サイト

ここまでお腹に優しいドッグフードをご紹介してきましたが、胃腸が弱いワンちゃんは日常生活でも胃腸ケアをしてあげたいものです。

次に、胃腸が弱い犬のための胃腸ケア対策をお伝えします。

胃腸が弱い犬の胃腸ケア対策

胃腸が弱くすぐお腹を壊すワンちゃんは、日常生活にも注意が必要です。決して神経質になる必要はありませんが、できるだけ下痢をしないよう配慮してあげるとよいでしょう。

胃腸ケア対策の1つ目ですが、ストレスに注意してあげましょう。お腹を壊しがちなワンちゃんはストレスに弱いことが多いので、できるだけ環境を一定にするようにしてあげたいものです。

トリミングや長時間のお留守番などでストレスを感じてしまう場合は、自宅でシャンプーやカットをしたり、お留守番の時間を短くしたり、精神的な安定に配慮してあげましょう。

我が家の愛犬はストレスが原因ですぐに下痢や血便になってしまうので、トリミングができずボサボサ気味ですが、愛犬が辛い思いをするより良いかと思っています。

胃腸ケア対策の2つ目として、ドッグフードに注意することが大事です。

ドッグフードの酸化、コロコロ変える、食べさせ過ぎには注意して、愛犬に合ったものを適量与えるようにしましょう。

また胃腸ケア対策の3つ目として、愛犬がお腹を壊す原因を把握しておくのも大事です。

愛犬は何のストレスもなさそうな日に、食欲や元気がなくなり、下痢することもあります。どんな日なのだろうかと日記を付けて見たところ、天気が悪く気圧が下がっている日だということが判明しました。

知り合いのトレーナーさんに聞いたところ、犬も気圧の影響で体調を崩すとのことで、納得しました。

それ以来、天気が悪い日は愛犬のペースに合わせた生活ができるよう、注意しています。

たとえば、冷えるとお腹を壊す子や水分を摂り過ぎて調子を崩す子もいますよね。

その子にとっての「ストレス」を理解してあげるとワンちゃんも過ごしやすいですよ。

胃腸ケア対策の4つ目ですが、お薬を常備しておくことがあります。

我が家の愛犬は、あまりにも頻繁にお腹を壊して血便になるため、「元気がある場合は、常備薬を用意して数日様子を見てから受診してよい」とかかりつけの獣医に言われています。

通販サイトで犬用の整腸剤、下痢止めが販売されているので、人間の置き薬のようにすると良いとこっそり獣医にアドバイスをいただいたので、家に常備して調子に合わせて飲ませています。

ただ、私は看護師で基本的な病気に対する考え方を理解しているため、様子をみて良いか、すぐ受診した方が良いか、判断しやすいという部分があるかもしれません。

不安な場合は、無理に家で様子を見ようとせず、かかりつけの獣医に相談してみてくださいね。

お腹に優しい子用ドッグフードに関するQ＆A

お腹に優しい子用ドッグフードに関するQ＆Aをお伝えします。

1.犬が胃腸炎になったときドッグフードはどうしたら良い？

病院で胃腸炎と判断された場合、胃腸に負担をかけないよう、消化が良く脂肪が多過ぎないドッグフード、水分とミネラルの補給が大事です。

もともと胃腸に良いドッグフードを食べているのであれば、ふやかして水分が多く摂れるようにしてあげましょう。

2.犬のウンチがゆるいときフードの量はどうしたら良い？

犬のウンチが下痢ではないがゆるいとき、胃腸の消化機能が低下している場合が多いので、一回の食事量を減らしてあげるとワンちゃんへの負担が少ないです。

食欲があるのであれば、その分回数を増やして1日のトータル食事量は変わらないように調整してあげましょう。

犬のお腹に優しいドッグフードーまとめ

犬のお腹に優しいドッグフードは、犬にとって消化吸収が良く、腸内環境を整え、不要な添加物がないドッグフードです。

シンプルな構成のエッセンシャルドッグフード、アランズナチュラルラムドッグフードや、ウェットフードのペトコトフーズ、バランスの良いモグワン、消化器ケア用のハッピードッグがおすすめです。

犬が胃腸を壊す原因として、ドッグフードやストレス、病気などさまざまな要因があるため、愛犬にとっての原因を理解してあげるのが大事です。

普段から愛犬の様子を観察し、お腹を壊してぐったりすることがないよう、しっかりケアしてあげましょう。

プレミアムドッグフード『モグワン』

コスパの良いドッグフードで毎日愛犬のお腹を整えてあげるのであれば、モグワンがおすすめですよ。