子犬の歯がかゆい時期にどんなおもちゃを選んだらよいか、お悩みのあなたへ。
私も愛犬を飼い始めてなんでもかじる時期には、どんなおもちゃが良いのかかなり悩みました。せっかく選んだのに見向きもされなかったり、一瞬だけ遊んで後は放置されたり、気に入るおもちゃに出会うまで、無駄になったおもちゃもありました。
歯が痒い子犬の時期には、ぬいぐるみやボールがぴったりです。
なぜなら、柔らかい素材で歯や歯茎に負担をかけませんし、飼い主さんとも一緒に遊べるため、コミュニケーションも取れるからです。
当記事では歯が痒い子犬の時期に噛み噛みできるおもちゃの選び方からガムの注意点まで、経験を踏まえて解説します。
子犬の歯がかゆい時期はいつまで?
子犬の歯がかゆい時期は、人間と同じように乳歯が永久歯に置き換わる生後4か月〜10か月です。
大人の歯が生えるときに、歯茎にかかる圧力によってかゆみや不快感が引き起こされるため、ものを噛んだり、自分の自分の足や体の他の部分を軽く噛んだりして、かゆみを和らげようとするのです。
子犬の歯が痒い時期は、家中の家具を噛んだり、落ちているものをなんでも噛もうとしてしまうので、子犬が噛みやすい安全なおもちゃを与えてあげましょう。
子犬の歯がかゆい時期には好奇心旺盛で、甘えたい時期でもあるため、人の足や手も噛もうとしてしまいます。
子犬自身は噛むことが悪いと意識していないため、コミュニケーションの一部だと捉えています。噛み癖がつかないよう、おもちゃ以外を噛んだら「ダメ!」など短い言葉で叱り、遊ぶのをやめるようにしましょう。
乳歯が生えそろう生後2か月ごろからおもちゃを与えてあげるとよいですね。
ここまで子犬の歯が痒い時期や理由を見てきましたが、子犬に与えるには安全で万が一食べても安心なおもちゃがおすすめです。
具体的にどのようなおもちゃを与えたら良いのか、おもちゃの選び方を解説します。
子犬の歯がかゆい時期のおもちゃの選び方
歯が痒い子犬の時期には、次の3点に注意しておもちゃを選びましょう。
子犬の歯や歯茎は成長途中のため、負担がかからないように子犬用のおもちゃを選びましょう。
子犬であってもおもちゃを噛んだり振り回したりする力は相当強く、破損したおもちゃのかけらを誤飲する、怪我をするといった危険性があるため、強度のあるおもちゃを選びたいですね。
どんなに優れたおもちゃでも、ワンちゃんの好みに合っていなければ遊んでくれません。月齢やどんなおもちゃが好きか、愛犬をよく見て選んであげましょう。
ただ実際に与えてみなければ、ワンちゃんの好みは分かりません。
我が家の愛犬も何個か与えるうちに、少しずつ好みが分かるようになりました。我が家の場合は、硬すぎるおもちゃは嫌いで、ふわふわしたぬいぐるみタイプやしっかり歯が食いこむタイプがお気に入りです。
ここまで子犬にぴったりのおもちゃの選び方を解説してきました。子犬が楽しく遊んでいるうちに噛んでしまっても安全なおもちゃが安心です。次に具体的なおもちゃを紹介します。
子犬が安全な噛むおもちゃのおすすめ
子犬にとって安全な噛むおもちゃのおすすめをシーン別にご紹介します。
1.一人で遊ぶ時間が長いとき
骨の形をしたおもちゃは、ワンちゃんが夢中になって噛み続けるため、一人で遊ぶ時間が長いときにおすすめです。
形が小さいと誤飲してしまう可能性があるので、ワンちゃんの大きさに合わせたサイズを選びましょう。
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最初に遊ぶときは、強く噛みすぎていないか、サイズが合っているか、確認してから一人で遊ばせるようにすると安心です。
2.飼い主との遊びに
飼い主とのコミュニケーションにぴったりなのは、引っ張りっこができる長いもの。ロープ状、縄状のおもちゃは飼い主とも遊べて一人でも楽しめるため、長く使えますよ。
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網目で歯のブラッシング効果が期待できるおもちゃもあるので、まだ歯磨きに慣れない子犬にぴったりです。
3.子犬の弱い力で楽しく遊びたいとき
小さな体格の子犬が楽しく遊びたいときは、柔らかい素材でできたぬいぐるみがおすすめです。
ふわふわした素材でかわいいぬいぐるみで子犬が遊んでいるのを見ると、飼い主の心も癒されますよ。
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ぬいぐるみは形や大きさ、音が出るタイプなど選択肢が豊富なのも良いところ。
子犬が思い切り噛むと壊れやすく、中の綿が飛び出てきたら違うものに交換しましょう。子犬はなんでも口に入れてしまいむせてしまうことも。誤飲にはくれぐれも気を付けてくださいね。
4.屋外で遊びたいとき
室内だけでなく、屋外でも遊びたいときは洗える素材のボールがおすすめです。ボール型のおもちゃはワンちゃんと飼い主のコミュニケーションが取れるので、ストレス解消にもなりますよ。
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ラバー素材のボールは強く噛んでも壊れにくく、軽いため、屋外で遊ぶのにぴったりです。
5.飽きずに留守番をさせたいとき
ワンちゃん一人で留守番をしなければならないとき、子犬の興味が長く続くおもちゃがおすすめです。
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コングはおもちゃを内蔵でき、ワンちゃんが動かすことで中のおやつが少しずつ出てくるため、飽きることなく遊べます。
どうやっておやつを出そうか考えるため、ワンちゃんの知育にもなるのが嬉しいですよね。
ここまで歯が痒い時期の子犬におすすめのおもちゃを紹介してきましたが、なんでもかんでしまうワンちゃんにお困りの飼い主さんは長持ちするガムをあげてみたいと考える方もいるでしょう。
ただガムは「生後6か月未満の犬には与えないでください」と書いてあることもあり、子犬にガムを与えてもよいのか迷ってしまいますよね。
そこで、次は子犬の歯がかゆいときにガムをあげてもよいのか、解説します。
子犬の歯がかゆいときにガムをあげても良い?
子犬の歯がかゆいとき、長持ちするガムをあげたくなりますが、生後6か月未満だと対象年齢ではないため、ためらってしまいますよね。
生後6か月未満の子犬は、大きすぎるガムの誤飲や消化不良の可能性があるため、ガムを避けた方が良いとされています。
またしつけが途中の子犬がガムを噛み続けることを覚えてしまうと、しつけが難しくなってしまうかもしれません。
我が家では、生後6か月になったときに噛み噛みおもちゃとしてガムを与えた事があります。
あまりにも夢中になって口から放そうとせず、唸ったり、大きなかけらを無理に飲みこもうとしていたり、危険を感じて我が家ではガムを与えるのはやめました。
生後6か月経っており、しつけが終わっている子犬であれば、ガムを与えることは可能ですが、飼い主さんの目が届くところで安全に注意してくださいね。
子犬が歯がかゆいときのおもちゃに関するQ&A
子犬が歯がかゆいときのおもちゃに関するQ&Aです。
1.2か月の子犬に噛むおもちゃをあげても良い?
生後2か月の子犬は歯や歯茎が小さく弱いため、柔らかい素材のぬいぐるみがおすすめです。
噛むと音が出るタイプで、ワンちゃんの興味を引くものを選びましょう。
2.3カ月の子犬に噛むおもちゃをあげても良い?
生後3か月になると、少しずつ噛み噛みが激しくなってくるワンちゃんもいます。飼い主さんとコミュニケーションを取れる引っ張りっこができるおもちゃがおすすめです。
まとめ
歯が痒くてなんでも噛んでしまう子犬の時期には、不快感やストレスを解消できるおもちゃを与えるとよいでしょう。
子犬におもちゃを与えるときは、成長途中の歯や歯茎に負担をかけない柔らかい素材のぬいぐるみ、ボールなどがおすすめです。
ワンちゃんの好みに合わせて喜んで遊べるおもちゃを選んであげましょう。